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別府鉄道に想いを馳せる


 兵庫県南部は、小さな鉄道や旧国鉄の
廃線がかなり多い。

そのひとつ、別府鉄道を見に行ってきた。
土山駅から大中遺跡の辺りまでがよく
残っておりそこを歩いていった。

竪穴式住居跡の遺跡がある。
この付近に別府鉄道の保存車両がある。


■JR土山駅からスタート



 土山駅には、今回初めて降りたった。
駅のモニュメントをみると遺跡風の
ものがある。

土山駅は、明石と加古川の中間にある。
日中の運転本数は毎時4本確保されていて
便利である。

土山駅は、播磨町にある駅である。
すぐ、そこは明石市である。

■別府鉄道の土山駅は?


この自転車置き場付近が別府鉄道の土山駅。

土山駅の南側の駐輪場が、
別府鉄道の土山駅があった場所。

すぐに、JR線とは別れる。
遊歩道として整備されているところが
線路跡になる。


「であいの道」という遊歩道。ほぼ別府鉄道の廃線跡



所々、兵庫県の歴史を記した表示があるが
これを支えているのがレールの
形をしたものである。


1㎞ほど進んだところで 圓満寺がある。

ここには、五重塔がありJR線を乗って
いてもよく見える。


圓満寺五重塔



遊歩道は、さらに数百メートルすすんだら
吊り橋を渡ると
大中遺跡を含む 大中遺跡公園に達する。




ここの中には、兵庫県立考古博物館もある。
ここは、兵庫県の歴史をを縄文時代の
生活からの展示を行っている。


■大中遺跡公園

話を別府鉄道に戻すと、
どうやらこの別府鉄道は大中遺跡の中を
突っ切ていたようである。




運転台



播磨町立の博物館もある。
この横には、別府鉄道の車両が展示されている。
この車両は中に入ることができる。

播磨町郷土資料館は、はにわの模型も置いてあった。
大中遺跡から出土したと思われる。


また、周囲は竪穴式住居を復元した
建物がたくさん建っている。




別府鉄道は、この先さらに
続いているが廃線跡を見分けることが
難しくなっていく。

なお、山陽新幹線のところまで行き
そこから山陽電鉄の線路沿いに続いていた
ようでさらに別府駅の方へ続いていった。


赤い線が別府鉄道の線路が続いていたところ



そして、別府港まで線路は伸びていたようである。

また、もうひとつ別府鉄道は路線が
あったようで今回は辿っていないが、
加古川駅の方に延びていたらしい。

こちらの線路跡も辿るのは難しく
なっているようである。

■まとめ


・別府鉄道の跡は、土山駅近くでは遊歩道で残っている

・別府鉄道は遺跡の中を突っ切ていた

・大中遺跡公園は、竪穴住居の復元、

 さらに兵庫県立考古博物館や播磨町立郷土資料館もある

・大中遺跡公園内に別府鉄道の保存車両が展示してある

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