【金属パイプ加工】工場でのパイプ切断・穴あけ・曲げ加工をご紹介！
私たちタカノ株式会社は、長野県の南部に生産拠点を置くメーカーです。
生産拠点の一つである伊那工場（長野県伊那市）では
６０年以上、イスを中心としたオフィスファニチャーの生産を行っており、
この長年の生産で培った技術と生産設備がございます。
今回は金属パイプの「切断・穴あけ加工」 「パイプ曲げ加工」の技術と設備をご紹介します。
金属パイプ加工の実績
タカノの金属パイプ加工では「切断・穴あけ」「曲げ」「溶接」「表面処理（電解研磨・メッキ）」「塗装（粉体塗装・溶剤塗装）」の加工を行っております。
また、製品によっては組立までを一貫して行い、完成品を出荷しております。
加工実績としては、台車、医療機器、オフィスファニチャー、特注ベンチ、歯科用イス等がございます。
また、この他にも建設機械・自動車部品、インテリア家具、厨房機器などへご提供できると考えております。
金属パイプ加工 ―切断・穴あけ―
タカノでは最新のパイプレーザー切断機を導入しています。
その正確な切断・穴あけ・マーキング加工技術で品質向上につなげています。
細径パイプでは、最小φ12mmから加工することができます。
外観を美しく、強度を確保する目的で、近年は「Rカット加工」が主流になっており、当社でも実施しています。
こちらが切断・穴あけ・マーキング加工した金属パイプです。
穴あけ加工では、細系でもレーザーが抜けることなく正確に加工することができます。
加工可能な材料はご覧の通りです。
径：
材質：
スチール、ステンレス、アルミ、銅、真鍮
板厚：
スチール：15mm、ステンレス：8mm、アルミ：8mm、銅：1mm、真鍮：5mm
※面直で加工した場合の数値です。
※加工の形状によって加工可能範囲が異なります。
※パイプのサイズによっては、板厚ではなく重量制限 (23kg/m) が加工限度となります。また、ムクは切断不可です。
長さ：
最長4,500mｍ、最短は材料によりますが、細かい加工が可能です。
ご要望をお聞かせください。
金属パイプ加工 ―曲げ―
タカノには左右曲げと、小R曲げから大R曲げができる高機能ベンダーがあります。
一工程で最大６段までの複雑な曲げを完成させます。
また、美しく精度の高いパイプ曲げの量産加工ができるため、リードタイム短縮に貢献します。
複数のパイプベンダーを使い分け、製品ニーズに合わせて加工し、提供しています。
こちらが曲げ加工した金属パイプです。
製品によっては、溶接、メッキ・塗装などの表面処理、組立まで行います。
加工可能な材料・条件はご覧の通りです。
パイプ外径：
最大径42.0mm×板厚2.0mm ※スチールの場合
素材：
スチール・ステンレスなど
パイプ長さ：
4,700mm
最大曲げ角度：
190°
最大搭載ツール階層：
6段（各曲げ方向3段）
加工可能R：
最小R20～最大は無限
タカノの最小実績：φ13パイプ／中心R：26.5R／26.5/13=2.03D曲げ
いかがでしたでしょうか。
タカノではこの他にも、溶接、塗装、ニッケルクロムメッキによる表面処理（装飾メッキ）の加工も行っております。
また、組立までの一貫生産も行っており、各工場へ移動するコストと時間を短縮することができます。
私たちタカノは、長年にわたりイスの生産を中心としたご依頼をいただき
毎年新製品の新たな加工・技術に対応しております。
気になる事がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
動画でも金属パイプ切断・穴あけ・曲げ加工をご紹介しています。
ぜひご視聴ください！