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アラサー未経験で自社&受託開発企業から内定を貰った話【後編】

こんにちは、Takaです。

この度、大阪のWEB系自社開発企業と受託開発企業からフロントエンドエンジニアとして内定をいただくことができました。

このnoteでは「32歳、未経験、文系出身」の僕が、フロントエンドエンジニアとして内定を貰うまでのプロセスを書いていきたいと思います。

【前編】ではプログラミングの学習からポートフォリオの制作、求人の探し方までをご紹介しました。

ポートフォリオ制作で工夫したことや、企業に応募する際に工夫したことは【工夫したこと編】に書きました。

今回の【後編】では履歴書・職務経歴書の書き方や注意点、面接の準備や聞かれたことなどを書きたいと思います。

【内定までの流れ】

「そんなこと言われなくても分かっているわ」と言われるかもしれませんが、まず初めに企業に応募してから内定までの流れを書いておきたいと思います。

企業に応募

書類選考

1次面接

2次面接 or 最終面接

内定

当たり前ですが、このような流れになります。

この中で最もハードルが高いのが「書類選考」だと思います。
Twitterなどを見ていると「書類選考が通らない…」という方も結構多い気がします。
特に首都圏以外は「未経験可」の求人がほぼ皆無なので、書類選考のハードルはとても高いと感じました。

特に僕のような「アラサー未経験」なんていう人材を好んで欲しがる企業はまず無いです。

そういうハンデがある状況でしたが、僕自身はと言うと、未経験可の企業は1社も応募しておらず、実務経験〇年以上と応募要件に書かれている企業に応募していました。

参考までに最終的な僕の応募状況です。

25社応募

6社書類選考通過、1次面接へ

2社通過・2次面接へ、2社選考落ち、2社辞退

2社内定(1社自社開発、1社受託開発)

1社内定承諾(受託開発)

当初は自社開発企業に行くつもりでしたが、悩んだ末に受託開発企業に行くことにしました。

【履歴書・職務経歴書の書き方や注意点】

先ほどお伝えした通り、書類選考をいかに突破するかがポイントになってきます。
履歴書、特に職務経歴書は何日もかけて作り込みました。

特に大切なことをまとめておきます。

・誤字脱字・記載漏れは絶対にしない
・職務経歴書は逆編年体式で書く
・アピール点などは要点を先に書き、説明を後から書く
・学習している言語やスキルについても書く
・ポートフォリオやGitHubなどのURLを書く

こんなところです。

実際に聞いた話ですが、企業の採用担当者は履歴書や職務経歴書を数分で目を通すそうです。

技術的にすごいポートフォリオを作っていても、採用担当者から技術担当者に書類を回してもらえなかったら、ポートフォリオすら見てもらえず採用見送りです…
履歴書・職務経歴書はしっかりと準備したほうがいいと思います。

【面談の連絡】

書類選考に通過したらメールで案内が来ます。

ポイントをまとめておきます。

・丁寧な言葉遣いを心掛ける
・連絡にすぐ返信する

当たり前ですが、丁寧な言葉遣いを心掛けていました。そして、絶対に誤字脱字がないように何回も確認していました。
ビジネスメールに慣れていない方は「面接 メール 返信」などでググればテンプレートが出てきます。(コピペで送信せず、文章は工夫しましょう)

そして、返事はすぐにしていました。
ほとんどの企業は1人しか採用しませんし、ライバルはたくさんいるはずです。
アラサー未経験で返事遅くて「この人、報連相すらできないのかな?」なんて思われたら終わりですよね。

【面接の服装】

1社だけ「私服でお越しください」とメールで案内をいただきましたが、基本的に服装に関しての案内はなかったです。

基本的に私服でいいと思いますし、僕は私服で面接に行っていました。

企業のホームページを見れば「社員インタビュー」などで服装などの雰囲気は掴めると思うので、それに合わせたらいいと思います。

参考までに僕はビジネスカジュアルっぽい服装で面接に行っていました。

【面接で聞かれたこと】

みなさんが一番気になるところかもしれません。

しかし、意外とオーソドックスなことしか聞かれませんでした。

「技術的なことや専門的なことを聞かれるのかな?」と身構えていましたが、ほとんど聞かれなかったです…
(ポートフォリオで使用した技術のことは聞かれました)

面接で受けた質問は次の通りです。

【全般】
・簡単に自己紹介してください
・あなたの強みはなんですか?
・なぜエンジニアになろうと思ったのですか?
・どのようなエンジニアになりたいですか?
・なぜフロントエンドなのですか?
・どうやって勉強していますか?
・あなたのスキルセットはどのようなものですか?
・どのような技術に関心がありますか?
・どの分野の技術を伸ばしていきたいですか?
・なぜ弊社に応募しましたか?
・どのように弊社に貢献(または活躍)できますか?
・どういう軸で企業を選んでいますか?
・なぜ今の会社を辞めるのですか?
・現職より給料が下がりますが良いですか?
・待遇面はどのように考えていますか?
(給料や福利厚生の面で)
・ご家族は理解されていますか?
・いつから入社できますか?
・他の企業も受けていますか?
・何か質問はありますか?
【技術について】(ホントに全然聞かれなかった…)
・非同期通信って分かりますか?
・SQL詳しいですか?

よくある質問ばかりで、事前に準備していたので問題なく答えられたと思います。
技術的な質問はほとんど聞かれなかったので、参考にならず申し訳ないです。

【個人的な見解】

応募から内定までの選考過程で、特に大切だと感じたことは「職務経歴書の作り込み」と「面接力(コミュニケーション能力)」です。

「職務経歴書の作り込み」が大切だと感じたのは、書類選考を突破しなければ、面接のチャンスすら与えてもらえずに終わってしまうからです。
僕自身、面接の準備よりも応募の準備に時間を費やしました。
面接に行ってしまえば、ある程度何とかなると思います。
(フルスタックエンジニアを募集している企業の面接では完全にスキル不足で何ともなりませんでしたが…)

「面接力(コミュニケーション能力)」が大切だと感じたのは、意外と技術ではなくコミュニケーションが取れるか見られていると感じたからです。
そして、企業のビジョンや考え方に僕自身の考え方がマッチしているか、やる気があって辞めずに続けてくれそうか、なども見られていると感じました。

間違っても「営業が嫌で…」とか「コミュニケーションが苦手で…」なんて言わないでくださいね。

【最後に】

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

僕が実際にフロントエンドエンジニアとして内定をいただくまでのプロセスをnoteとして書かせてもらいました。

何か1つでも参考になれば嬉しいです。


また、【工夫したこと編】として下記の内容でnoteを書きたいと思っています。

・ポートフォリオ制作で差別化するために工夫したこと
・実際に僕が企業に提出した履歴書や職務経歴書の公開
・企業に応募する際、差別化するために工夫したこと
・面接で心掛けていたこと
・ポートフォリオについて面接で聞かれた質問
・こうしておけば良かったなと感じたこと

かなりオリジナリティが出ている内容だと思います。
特に「ポートフォリオ制作で差別化するために工夫したこと」と「書類選考で通過率を上げるために工夫したこと」は普通に学習して、普通に就活している人と大きく差別化できると思っているので、是非次回のnoteもご覧いただきたいと思います。

「こんなことを知りたい」「こんなことを書いてほしい」ということがあれば、TwitterでDMにてご連絡ください。手助けになることを書けたらいいなと思います。

Twitterでシェアして感想などいただいたり、「スキ」を押していただけたら嬉しいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


【お知らせ】

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