2020.7.9(木) 東京感染者224人・今日の記録
雨が続く。今回はボランティアも遠方からは駆けつけられない。あと1週間は前線が停滞する予報も....
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都の新規感染者が過去最多224人。今日は調べたことをまとめておく。
「感染者数が増えたのは検査数が増えたから」という見解もあるが、陽性率は少しずつ上昇している。(東京都発表)
30代までの若い世代が82%を占める一方で、重症者は今日現在で6名。緊急事態宣言の頃と一番違うのはこの点。
なので緊急事態宣言は出さない、という。5000人以上/定員の50%までOKというイベント制限の緩和は予定通り明日から施行。言い尽くされている感があるが「東京アラート」って何だったんだ。
先日見たDOMMUNEでの提言の文字起こし。政策には見受けられない見解と提案。こういう話し合いをもっとオープンな場で活発にして欲しい。演者の僕らも闇雲にライブを再開させたいわけではなく、安全に開催できる方法を知りたいのだ。これも頻繁に話題になることだけれど「満員電車がOK」ならば、(無言で見ることができるなら)ライブハウスもOKなはず。
一方でこんなニュースもある。これ以上重症者を増やしてはいけない。
国や都がどんなデータを集めて、どんなヴィジョンを持って対策しているのかが、今もってまったく見えてこない。BBCは「すべてはタイミング」と結論づけている。
専門家会議の議事録は公開されず、会議も解散。
今後有識者会議+AIで防止策を検討するらしい。
手塚治虫「火の鳥・未来編」かと思った。
専門家会議にエビデンス(証拠・証言)を提供していた教授の見解。
*上リンクより:日本の危機管理の今までのパターン
(1)新たな危機に対して、初期対応システムは奇跡的にうまくいく。
(2)初期対応への批判に迎合して政治主導によりシステムが取り潰される。
(3)他分野の専門家や著名人が入り、経験や体験談、的外れのエビデンスをベースとした新たな議論が始まる。
(4)誰も責任を取らないような総花的な提言等しかできず、本質的な対応ができない。
(5)情勢が悪化するも、誰も責任を取らない。よって支援や補償もない。
(6)過酷な国民の負担と頑張りによって何とか持ち直す。
(7)最初に戻る。
今は(4)~(5)の段階か。
ただ、コロナは災害と違って国民の頑張りだけではどうにもならない災厄だ。そして今大雨に襲われ、これから台風シーズンもやってくる。
結論:
引き続き、気を緩めずに注意深く行く。
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*昨日作った新曲、bandcampに上げました。
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