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借りてきた本から

歌手の加藤登紀子さんが語っていた中で
ご飯をつく手食べる、あるいは洗濯して、また汚しては洗濯をするといった、プラスマイナスゼロの家事の積み重ねが女性の強みになっている、と日々の営みの大切さを強調していた。
一方、男については進歩したり、増やしていくことに価値を置いてきたせいで、定年で白紙に戻されたりすると弱いといった話をしていたと記憶する

コミュニケーションは話す、聞くで成り立っている。しかし、友人の話ではないが、「わかった」などと早々と答えるより、黙してさらに耳を傾ける。ひたすら聞く。もっと言うなら、沈黙を聞く。つまりは胸の内にある言葉を察するということ。本当はそれが一番のコミュニケーション能力なのかもしれない。

今日という一日のために  近藤勝重 より



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