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Alicia Keys 「3 Hour Drive feat.Sampha」 和訳と感想〜ソングライティングの天才、アリシア〜


 こんにちは☀️ もうすぐクリスマスですね。私は職場と家がめっちゃ近いので、あんまりクリスマス感じてませんが笑。 感じる間もなく家ついちゃいます笑。 でもさすがにSNSで御堂筋のイルミネーションとかを見たらちょっとクリスマス感高まりますね。 皆さんはクリスマス、誰とどんな風に過ごしますか?☺️

 さて、今日紹介する曲はこちら。
 Alicia Keys 「 3 Hour Drive ft. Sampha」です。

まずは、一度聴いてみてください。

 すごくスピリチュアルな雰囲気を感じさせるトラック。アリシアはもちろん素晴らしいのですが、サンファの声も素朴で、それがすごくいい。

 歌詞を見ていきましょう。

You give me
You give me life
You give me
Three hour drive, I'm headin' nowhere
I've got the time now that you're not here
I keep travelin' by, travelin' by
Lookin' for love, you got me lookin' for love
And I can't deny
As hard as I try
That you give me life
You give me life
And I can't deny
As hard as I try
That you give me life
You give me life
Heart on my sleeve
No you, no me
It's more than I can take
Down on my knees
Come back to me
It's more than I can take
Heart on my sleeve
No you, no me
It's more than I can take
Down on my knees, my love
It's more than I can take

和訳はコチラ↓

あなたがくれた
あなたがくれた命
あなたがくれた
3時間のドライブ
あてもなく
私には残された時間がある
でもあなたは今ここにいない
旅は続く 旅は続いていくの
愛を探して 愛を探して
否定しきれない
あなたがくれた命
あなたが私に生をくれたの
否定しきれない
あなたがくれた命
あなたが私に生をくれたの
正直に言うよ
あなたでも僕でもない
僕が持てる以上のもの
僕の前にひざまづいて
どうか戻ってきて
僕が持てる以上のものなんだ
僕の前にひざまづいて
愛する人
あなたが僕に生をくれたんだ

 この曲は、Netflixのドキュメンタリー「Song Exploder -音楽を紡ぐ者-」でもエピソード1で取り上げられています。このドキュメンタリーは音楽制作の裏側をオムニバス形式で紹介する番組でして、ブラックミュージック系ではアリシアの他に、タイダラーサインなんかが特集されていました。

  番組では、アリシアとサンファのロンドンでの楽曲制作の模様が描かれているのですが、この時アリシアは息子を出産したばかり、対してサンファは母親を亡くしたばかりでした。「人は生まれて死んでいく」。切ないけれど、限りある命だからこそより美しい。そんな「命」をテーマにした壮大だけどシンプルな楽曲です。音数少なめのトラックがまた、哀愁を感じさせますね。 

 この番組を見て「やっぱりアリシア、ソングライティングの天才やなあ。」と感じちゃいました。ビートもすぐに自分で作るし、メロディもキャッチーだけど、ありきたりじゃないというか。
 前どこかで見た?聞いた?のですが、「アリシアは流行を取り入れながらも、その流行からすこーしだけハズした曲を作るのがうまい。」と。

 確かにそうなんです。例えば2012年リリースの「New Day」。この当時US音楽シーンはEDM調のパーティーチューンが大流行。Owl City & Carly Rae Jepsen の「Good Time」 とかFlo Ridaの「Wild Ones ft. Sia」とかよく耳にしましたよね。歌詞も明るくて「パーティを楽しもう!」的な。

このEDM全盛期にアリシアがリリースした「アリシア流パーティーチューン」がこの「New Day」。

 聴いてもらえばすぐわかると思いますが、パーティーチューンだけどEDMじゃないんです。ノレるけどEDMじゃない。流行を取り入れるけど、追いすぎない絶妙なサジ加減。

 他にもあります。2016年リリースの「In Common」。この頃はトロピカスハウスというEDMのサブジャンルが流行しましたね。南国っぽくてやや遅めのビートのトラック。Justin Bieberの「What Do You Mean?」とか「Sorry」。あとはFifth Harmoneyの「Work From Home」なんかがそうかな?

   では、「In Common」聴いてみてください。

  トロピカルハウスの要素はあるけど、彼女らしいというか、無理してない感じ。本当にバランス感覚がいいなあって思います。流行は取り入れつつも、自分の芯を持っていて、ぜひこんな大人の女性になりたいですね笑。

 アリシアは音楽の才能はもちろんのこと、頭も容姿もいいけど、なんとなく「庶民の感覚」があるアーティストな気がします。啓蒙的な活動はしつつも「上から目線」じゃないというか。
 同じくビヨンセも美人、歌うまい、ダンスうまい黒人アーティストで、黒人や女性の地位向上のための活動を行っていますが、なんかもうビヨンセは完璧かつ努力家すぎてちょっと恐れ多い雰囲気笑。 まあアリシアもビヨンセもどっちも好きだけどね☺️ でもこうなりたいって思うのはアリシアかも。

 あれ?何を書きたいのかわからなくなってきちゃった笑。まあたまにはこんな日もあってもいいかな笑。
 近々また新しい活動を始めるので、早くみなさんにお伝えしたいです!今から自分でもワクワクしてます😍 
 では今日はこのへんで失礼します。最後まで読んでくれてありがとうございました。  

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