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宗教は科学への冒涜?

こんにちは。初めての投稿ですので不慣れな部分もありますが、どうかお手柔らかにお願いします。

さて、第1回目の内容はどのようなものにしよう?と考えました。そこで最近特に考える事の多い、科学と宗教に関して少しずつ書いていきます。

今年に入ってからだったと思いますが、仲良くさせていただいている(と思っている)YouTuberさんから「フラットアース説」が一部で熱いらしい事を聞きました。

もう「フラット」とか「アース」とか聞いた時点で香ばしさをビンビンに感じていたわけですが、その内容はなんと(予想通り)地球は平面である!という説でした。

さわりの部分を知った時点で、得も言われぬ脱力感というか軽い目眩を覚えたというか何というか…いちおう科学側の人間だと思っているので、ああ科学を冒涜されている。と思いました。(最後で述べますがフラットアーサーズを否定しているわけではありません)

まず頭をよぎったのは、

・地球は丸いということが前提で物理学は作られてきた

・GPSやスマートフォンなどの社会に必要不可欠な仕組みは相対性理論や量子力学により成り立っている

・もしも本当に地球(アース)が平面(フラット)ならば今の社会は成り立っていないはず

という考えでした。

というか、もっと簡単なところでは水平線が存在することも月の満ち欠けも説明がつきません。

興味本位で恐る恐るTwitterで「フラットアース」と検索してみました。

予想では否定的な呟きが99%でしたが、意外にも「フラットアースありえるよね」というような呟きもそこそこ有りました。

うーん、科学教育の負けを感じる…。

そしてここから考察が始まります。なぜ地球が平らだと信じてしまう人が居るのか。

まず初めに思った事は、この人たち文系なんだろうな…でした。

しかし実際はそんな単純な事ではなく、地球平面説(日本語で書くと単語の矛盾が甚だしくて笑ってしまいます)を信じている人々は陰謀論を信じやすい傾向がある事も分かりました。

NASAも政府も陰謀。雑誌ムーが愛読書っぽいですね。(ここまで言っておいてなんですが、陰謀論は面白いので自分も好きです。しかし陰謀論と科学的な分野は分けて考えるべきだとも思います)

フラットアース説を信じる人々は、地球が平らだと認める事は神がいるという事を認めることになり、それが明るみになるとNASAが困るのでそれを隠しているという記述まで見つけました。(真偽は不明)

もしこの事が本当であれば、この地球平面説は日本では浸透しづらいだろうな、とも感じました。

なぜなら日本に浸透している宗教は仏教と神道であり、唯一神のいるキリスト教やイスラム教を信じる人は少ないからです。

日本的に言うと風神雷神やアマテラスなどの自然そのものに信仰を見出しているので、絶対神を前提としたフラットアースを認める事は自然への冒涜となり、宗教的な意味でも難しいのではないかと考えました。

ここまで来たらお気づきの方も多いと思いますが、フラットアース説とは「宗教そのもの」なのではないかと言う結論に至ります。

そして宗教を認めるためには科学的事実を全て覆さなければいけなくなり、結果として宗教は科学を冒涜している?のタイトルに至るわけです。

地球が平面なんて話にはロマンがありますし、考え方は人それぞれですので信じたい方は信じてもまったく構わないと思います。信仰の自由もあります。

ですが、もう少し人々が興味を持って物理学を学べばまた違った結果が得られるとも思いますが…。なんて。

最後に、科学は何度も説が立てられそれを覆され証明され、確立されてきました。

それこそ大昔に天動説から数々の証拠を経て地動説に変わった事実もあります。

ですので今後私の意見がコロっと変わる可能性もある事をご了承下さいね。

以上、第1回目の記事でした。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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