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待望の空の冒険は、想像を超えてきた【初回プレイ感想】GRANBLUE FANTASY: Relink

先日「GRANBLUE FANTASY: Relink(以下リリンク)」を配信で遊びました。
発表されてから長い時間を経て発売された本作、一時は開発が変更になったりとどうなるかと思いましたが、実際に遊んでみた感触はどうだったか?初回プレイの感想をまとめていこうと思います。

Cygamesが開発、運営を行っているGRANBLUE FANTASY(以下グラブル)を題材にした3DアクションRPG。「ゼーガ・グランデ空域」に訪れた主人公たちは、そこで起こる事件に巻き込まれていく。様々なキャラクターを使用することができ、最大4人でのマルチプレイも可能。


3Dだけど原作の雰囲気がしっかりある!

原作のグラブルは元々スマホ向けのゲームで、キャラクターも全て2Dのイラストとなっている。かわいいキャラもかっこいいキャラも沢山いる美しいイラストとなっているが、その原作の雰囲気が3Dとなってもしっかり再現されている。

あの独特の塗りの感じを再現している本作、
キャラクターはもちろん舞台となるフィールドも美しく表現されている。

ちなみに主人公は女の子の「ジータ」を選びました。体験版は「グラン」を選んだのでね。女の子いっぱい操作したいなとかそういうあれではないです。初期メンバーは6人程度いるのですが、その後にキャラクターを解放することも可能。現在「カリオストロ」「シャルロッテ」「ナルメア」の3人を解放しました。みんなかわいい。原作のグラブルは少しやっていたのですが、元々この3人は好きだったので、めっちゃ操作していて楽しいです。

キャラ毎に違った楽しさを味わえる

アクション自体はある程度ゲームを遊んだことある人であればすんなり操作できるような内容となっており、通常攻撃を連打するだけでコンボになる。特殊攻撃は各キャラごとに特性の異なる技を出せて、通常攻撃からのコンボや、単発でも出すことが可能。また最大4つまでアビリティを使用できて、範囲攻撃や自己強化など様々。アビリティ自体は4つ以上入手できるので、好みに合わせてカスタマイズができる。

で、このアクション、基本操作は全キャラ共通だが、それぞれのキャラに独自のシステムが入っている。主人公の「グラン」「ジータ」は通常攻撃後の特殊攻撃で特定の攻撃を当てると『クラスレベル』が1段階上がり、最大4まで上げることができる。このレベルを上げるとアビリティの効果が上がり、火力が上がったり、バフの効果が上がったりするので、戦闘中は『クラスレベル』を積極的に上げていきたい。
「ラカム」という銃を使うキャラクターは、通常攻撃をヒットさせると『ヒートゲージ』が上昇していき、ゲージが上昇した状態だと特殊攻撃のチャージ行動が速くなる。
「ナルメア」の特殊攻撃は攻撃を行うのではなく『型』を切り替えることができる。『型』によって通常攻撃や一部アビリティの効果が変わり、コンボの特定のタイミングでボタンを押せば、流れるように『型』切り替えることもできる。また一部の攻撃を当てると『胡蝶』という蝶が増えていき、数が多くなるほどアビリティの効果が強くなる。

トレーニングができるところもあるので、そこでかしっかり練習をすることもできる。

色々書いたがこのようにキャラによって独自のシステムがある。素早くて手数の多いキャラもいれば、リーチの長い鞭を使ったキャラもいたりするため、かなりプレイフィールが異なり触るたびに新鮮さを味わえた。
システムが異なる分、しっかり各キャラの強みを出そうと思うと多少練習や知識を付けないといけないこともあるが、基本的には操作が簡単なのですぐに動かせるようになる。

育成でキャラ愛をさらに強くしろ!!

キャラクターはレベルを上げていけばステータスはもちろん上昇していくが、それ以外にもポイントを使ってスキルを得ることもできる。キャラごとにスキルツリーが存在し、ステータスの上昇だけでなく新しいアビリティなども入手可能。

ポイントはキャラのレベルを上げたり、クエストをクリアしていくことで獲得できる。

ポイントは全キャラ共通のため、沢山のキャラを満遍なく育てていくのは中々大変。ストーリーを進める場合はあまり偏らせないほうがいいかも?(詳しい仕様はわからないが、使用キャラクターに依存してストーリー中の敵も強くなるみたい)
レベルやスキルを上げていくとキャラクターの強さを表す「戦闘力」という数値が上がっていくため、自分の好きなキャラクターを育てるという原作さながらの楽しさもしっかり味わえる。
ちなみに現在は「ナルメアお姉ちゃん」をメインに使用。最初こそ操作が難しいと感じたが、単体の敵にも多数の敵にも攻めまくれるそのカッコいい姿を見て、グラブルを遊んでいた当時はじめて入手したSSRが彼女だったことを思い出した。そういえば原作でも型を切り替えながら攻撃を叩き込んでたなあと思い出に浸りながら、今日もカッコよくてカワイイ彼女を操作する。

小柄だけどとても大きい。かわいい

多彩なシチュエーションで盛り上げる物語

メインストーリーは基本的に一本道となっており、多少分かれ道などは存在するがフィールド自体がすごく広いといったことはない。が、その分物語進行に合わせた演出やシチュエーションがしっかりあって、ゲームを盛り上げてくれます。
広くはないといったが探索要素はしっかりあり、よく見ると通れる洞窟があったり、崖を登った先に宝箱が存在していたりと、隅々まで遊びを用意してくれている。
そして話の流れに合わせて様々な演出が行われるが、これが思っている以上に豊富。村人が捕まっている状況もあれば、突然足場が崩れて崖を滑り落ちるようなこともあり、はたまた巨大なボスとのバトルなどなど…トリプルA級のタイトルと変わらないくらい演出も凝っていて、ここまで物語部分に力を入れているとは正直思っていませんでした。

船の上で敵の船と戦うシーンも。そのまま他の船に乗り込んで直接戦ったりもした。

細部まで覗きこんでしまう街並み

個人的にかなり好きなのは街が歩いていて楽しいところ。序盤に訪れる拠点となる「フォルカ」はのどかな雰囲気で、自然と一体となった建物などをみることができる。池があったり階段を上った先で街を一望できる休憩ポイントのような場所もあり、街の人々がゆっくりと生活している風景を見れるのがとても好き。

建物のデザインがとてもかわいらしい。

モノが沢山置いて合って、ゲームの進行に関わるわけではないけど細かいところまで見るのが楽しくなる街並みとなってました。ちゃんと生きた世界を感じられる街というのはすごくいいですね。
この他にも行けるところがあり、そこはこの街よりも遥かに大きく、賑やかな市場から静かな路地裏など、見所たっぷりの街となっているためぜひ遊んだ際はじっくりと見て回ってほしいです!

ただし気になるところも

出来がいいだけにどうしても気になってしまうところがあって、例えば戦闘面。多数の敵に囲まれることがほとんどで、とにかく画面外からの攻撃が激しい。目の前の敵を倒そうと躍起になってたら後ろから何度も何度も殴られてストレスがたまることも多いです。キャラクターはすぐに怯んでしまうため、アクションが中断されることも多い。さらにステージが進んでいくと遠距離から攻撃する敵も増えてきて、しかもその人数がものすごい多いこともありとにかく厄介。画面が敵の射線で埋まることもあるため、目の前の敵に中々集中できません。もうすこし敵の攻撃に対して怯まないようにしてくれたら…と思ったり。

また味方NPCがあまり賢くないのも気になるところ。とある対象を護衛するシーンで遠くから敵が来ている状況で、その敵を足止めしようと自分は前線に進んで戦っていたのですが、NPCは護衛からほとんど離れず戦っている。自分が取りこぼした敵とだけ戦って、近づいてくるボスにほとんど攻撃せず終わるなんてこともありました。

それと使用キャラクターの強さに(多分)依存するストーリーの敵の強さ。これ特に説明がない(見逃してたらすみません)と思うのですが、自分はパーティーメンバーの戦闘力が少し差がある状態でそのままストーリーをやってたら、味方がワンパンで瀕死状態ということが割とありました。自分がやられるなら下手で済むんですが、味方がすぐにやられてしまうのは正直モヤっとしましたね。


いっぱい書きましたが、そもそもまだクリアしていません。ただ既にかなり楽しんでいるのは確か。
解放していないキャラも沢山いるのでこの先色々と触ってみたいし、ストーリークリア後もキャラ育成などで遊べると思うし、マルチプレイも遊べてないし、物語も続きが気になるし…この後も楽しみがいっぱいです!

最後に書いた通り気になる点も色々とありますが、今のところはそれを超える面白さがあるので、最後までじっくり楽しんでいきたいと思ってます。

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リリンクは現在配信でも遊んでいるので、Youtubeのチャンネルに遊びに来てくれると嬉しいです!配信中にnoteから来ましたなどのコメントがあるととても喜びます!

今夜も何かしら配信予定です。

それではまた、次回の記事や配信などでお会いしましょう。

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