八卦とは「八卦良い=はっけよい...」
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ありがとうございます💖
昨日お話しした中国の古典
『易経・えききょう』
これは易(周易)の
八卦と八卦を組み合わせた六十四卦
(六十四種類の卦)について述べられた書物で
「明治」「大正」をはじめとする
元号の出典でもある『易経』は
「占いの書」にとどまらず
人生のさまざまな局面における
心構えや対処法を示してくれる
「指南書」でもあります。
冒頭の「八卦良い」も
日本の国技である相撲で
行司が言ってる言葉
私達には「はっきょ~い、のこったのこった」
と聞こえてますが、言葉に表すと
「八卦良い、残った残った」
八卦良い=
取り組みの環境は全て整いましたよ!
残った残った=
さあ、勝負です。残った人が勝ちですよ!
と、言ってるんですね。
また、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」
という言葉にも、使われています
「占いは、当たることもあれば
当たらないこともある」という意味です。
八卦×八卦で表した六十四卦は
私達が人生で遭遇すると思われる
あらゆる場面とその成り行きが示されており
その物事には必ず前兆があり
その前兆を察知できれば適切に
変化へ対応できるということを
表現している書物です。
ゆえに「易を学べば大過なし」といわれています。
(易経を学んだら人生において
大きな過ちをしないよ。という意味)
易経の歴史は古く、紀元前3,000年
(5,000年前)といわれています。
この64卦の元になっている8卦は
とても単純に作られており
陽を表す1本の横棒と
陰を表す2本の横棒の
組み合わせから成り立ってます
陰陽の棒を3本組み合わせると
八つの象(かたち)が出来、これを八卦といい
小成卦(しょうせいか)ともいいます。
八卦とは
乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤
(けん・だ・り・しん・そん・かん・ごん・こん)
太極は「宇宙全体🪐」をあらわし
両義の陰は「月🌙」、陽は「太陽🔆」を
四象の老陰は「冬⛄」、少陽は「春🌸」
少陰は「秋🍂」、老陽は「夏🏖️」
八卦の坤は「地🛣️」、艮は「山🗻」
坎は「水💧」、巽は「風💨」、震は「雷🌩️」
離は「火🔥」、兌は「沢🌊」、乾は「天🌌」
太極から八卦までの流れを
森羅万象で表しているんですね。
そして八卦×八卦で六十四卦
森羅万象で起こりうる全ての事象を
64のパターンで表している教えということです。
何とも壮大な思想というか
哲学というか、学問というか….
ゆえに、帝王学の書として
世界中の多くの経営者や
賢明な人達が学んだわけですね。
また、易のすごいところは
占い(卜術)によって
潜在意識を読み取れるということ
占いと言うと、スピリチュアル的なもの
オカルト的なものという
ややうさんくさいイメージがありますが
占い(占術)というものを深く学んでいくと
学問という部分が強くでてきます。
ただ人によっては
うわべだけ(ちょっとだけ)学んで
お客様から高い料金を取るのが問題であって
いずれ時代が進むにつれて
占いという分野も科学的に
認められてくると思っています。
実は心理学者でシンクロニシティを
提唱したカール・ユングも易の大家であり
潜在意識の法則を提唱した
ジョセフ・マーフィー博士も易経を学び
易による占いをしてました。
昔は、易占いと言えば街角で
竹の棒(筮竹)をジャラジャラやって
占っていたのがメジャーでしたが
現代ではサイコロやコイン、カードでも
占うことが増えてきたようです。
もちろん奥深いところまでは???ですが
独学でも学びを深めていけば
自分でも占えるようになります
わたしのお勧めは
コインを使う易占いですが
こちらの先生の動画で詳しく説明してますので
良かったらご参考にどうぞ!
(1.25~1.5倍速で見られるといいですよ)
東洋の叡智といわれる古典「易経」
儒教の経典という
学問的な部分もありますが
これを機会に易(周易)というものに
触れてみてはいかがでしょうか?
古典を読むと人生が豊かになる!
古典の中でも
優れた書籍であることは
多くの人が認めてますよ。
よかったら、参考にしてみて下さいね🤗
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