不登校の息子とぼっち母

うちの息子、中三になりました。
しかしながら、彼は今、絶賛不登校中なのであります。

今は支援教室と、ＳＳＷ（スクールソーシャルワーカー）との面談に、それぞれ週１回ずつ通っています。
そんな状態なので、さぞかし他の保護者の間でいろいろ噂されているだろうな……と思わなくもないのですが、

まったく気にしていません！

なぜなら、そういった外野からの雑音は一切私のところには入ってこないから。

なぜかというと、ぼっちだからです！

子どもが不登校だと、つきあいのあるお母さんからアドバイスという名のクソバイスを受けることもあるでしょう。

しかし私にそんなクソバイスを言ってくる人は一人もいません。

なぜなら、ぼっちだから。

〇〇さんが息子君のこと××って言ってたよ！　みたいないらぬ情報を教えてくれる人もまったくいません。

なぜなら、ぼっちだから。

おかげで私は余計な雑音に悩まされることなく、不登校の息子とそれなりに穏やかな日々を過ごしています。
学校の先生方とは折に触れて連絡を取ったり面談をしたりしてサポートしていただいてますが、他の保護者や生徒からどう思われているか、そういった情報は全く入ってきません。

なぜなら（以下略）

もともと一人が好きなタイプではありましたが、今ほどぼっちでよかったと思ったことはないですね。
今住んでいるのが都会だったのも幸いしました。
実家のある地元だと、こうはいかなかったのではないでしょうか。良くも悪くも地域住民との距離が近い田舎でしたし、とてもじゃないけどこんな心穏やかではいられなかったと思います。
その点、都会は近隣住民と交流がなくても、それなりに暮らしていけるので、ぼっちには最適と言えます。

しかしぼっちと言っても、身内は別です。
夫が世間体を気にするタイプだったら詰んでいたかもしれませんが、幸いなことに、夫も私と足並みをそろえてくれています。
身内にごちゃごちゃといらぬことを言ってくる人間がいないというのも、心穏やかでいられる理由の一つでしょうね。

今は家族で、今後どうしていくかを模索しているところです。
この先どうなるかわかりませんが、まあなるようになるでしょう。

できれば普通に学校に行ってほしい……と思わなくもないですが、集団生活に向いていないのは自分も同じですし、無理強いしようとは思いません。
息子は息子なりに、自分に最適な生き方を模索して生きていくことになるでしょうし、親である私はそれをサポートしていくだけです。

ぼっち上等！　の心意気で、今日も生きています。