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9月入学、このままじゃマズすぎる

※私の所属する団体・勤務先とは一切関係ありません。

ごきげんよう。「ゆとり世代」の たかまつななです。
現在、9月入学により、「コロナ世代」が誕生しそうです。
 
よくも議論されずに、大人たちの犠牲になる世代を
食い止めなければならないと思っています。 
  
取材していて毎日、涙が出ます。
いろんな野心にまみれているからでしょうか。
 
ここ数日は寝ずに、プライベートの時間を取材にあて
深夜まで YouTube撮影・そして原稿を書きました。
 
自民党、公明党、文科省、官僚、教育学者、学校現場。
プライベートの時間を使い、
本当にたくさん取材して、悲しくなっています。 
 
どう考えても制度設計に無理があります。
 
「子ども」たちが政治利用されています。
なぜ、ロックダウン していないのに学校だけ休校に?
 
休業補償は十分ではないけど出ているのに
休校補償は、出ていない。
 
9月入学は、不満をもった高校生の署名から
議論がはじまりました
その声には耳を傾けるべきです。
  
ですが、その学習の遅れを取り戻す解決策は
4兆円かけて9月入学をおこなうことなのか。
   
オンライン授業の導入は、まだ5%。
第2波、第3波に備える方が大事では?
 
高校生の声を聞き取り、かわらなかった教育界を
自分がかえたとと手柄にしたい政治家の野心なのか。
  
また「子ども」たちを政治利用するのか。
 
エビデンスや現場の声が無視されつづけ、
私は本当に悲しい。
 
9月入学にしたら、日本が国際化できるなんて
本気で考えているのか。
  
・第2波、第3波がきたら、11月入学検討するのか
・学習指導要領や教科書をどう変えるのか
・待機児童はどうするのか
・教員や教室をどう増やすのか
・大学入試や就活はどう変えるのか
・学費がはいらない私立の経営は
 
課題をあげたら、きりがありません。
 
もう、高校3年生を振り回さないで。
大学入試改革を食い止めたのは
「高校生が立ち上がった」からだ。
 
それは、私たち大人ではない。
報道も、あとおいで加勢はしたけど、
もっと早くに食い止めるべきだったはずだ。
 
頼りない大人で本当にごめんなさい。
 
よく分からない暴論をとめるためには、
徹底的に科学的に検証し、
そして開かれた場で議論することです。
 
最終的には議論ではなく、
政治家が「世論」の風をよみ、数の力で決まるでしょう。
  
1年後、後悔しないために。
導入したあとに、こんなはずじゃなかったと言わないために。
 
世論、つまり、あなたの考えで決まります。
 
ということで、こんなことを企画しました。
 
●5月27日(水)19:30-
生激論「9月入学の是非を問う」

https://200527.peatix.com/view


自民党のワーキンググループで登壇された中室牧子さん
公明党のワーキンググループで登壇された藤原和博さん
にそれぞれの講演の内容をお話していただきます。 

2時間で、歴史・今の政局・海外事情・現場の声・現在の案・導入した場合のシミュレーション・など、議論します。

スクリーンショット 2020-05-20 11.02.48


 
政治家がしっている材料をみなさんも
知った上で判断してもらいたい。
 
マスコミは細かくは出しているけど
十分報じきれていないと思います。 
 
賛成・反対・まだ決めていない方、
みなさんに見ていただきたいです。
 
オンラインで、私の YouTube配信で行います。
 
あとは、お二人の記事もまとめましたので
こちらもご覧ください。
 
●「9月入学」って結局いいの悪いの?
世界のデータをもとに“科学的”に検証してみた
https://www.jprime.jp/articles/-/17973

教育経済学者の中室牧子先生に現在の問題点、
9月入学について海外のデータを中心に検証しました。
 

https://www.youtube.com/watch?v=Ns9RXUB44hU&list=PLGIs2lskpIl0tfmnFRcMV1TKMvIjHDrpd&index=2


 
●藤原和博さんから、子どものための本気の寄稿文を3万字いただきました「コロナと学校教育」


https://note.com/takamatsunana/n/n660f41a301e5

 
元校長でもあり、教育改革をたくさんされてきた藤原先生。
今やるべきこと、9月入学について藤原先生のあつすぎるメッセージです。
 
藤原先生、中室先生、お二人のパワーには本当に驚きました。子どもたちのためをおもって、情報収集・発信をされる様子に感動しました。
 
私もそんな大人になりたいと取材など、まだまだ不十分な点があると思いますが、行動にうつしました。心がおれかけた際に、お二人の生き方を思い出し鼓舞しました。
 
小池さんと、吉村さんが数字がとれるからといって、科学的根拠を検証せずに、そのまま垂れ流すのがメディアのやることでしょうか。
 
自省もこめて、自分ができることをやります。
 
9月入学は、やるなら、やるで、どんな効果を期待するのか
費用対効果は十分なのかなど計画性をもってやるべきです。
 
イベントや各記事、ぜひ御拡散お願いします。
 
まだまだ取材したいです。いろんな声をおきかせいただきたいです。ぜひご意見などもコメントにかいてください。
  
※私の所属する団体・勤務先とは一切関係ありません。

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