【海外の街を歩く】喧噪の巷マニラとマカティ
2014年11月と2015年2月の2度、出張でフィリピンを訪問した。
滞在したのはマニラ首都圏のマニラとマカティだったが、フィリピン出張で感じたのは、日本とは全く違った治安事情と貧富の格差だった。
1度目の訪問
1度目の訪問の目的は調査だったことから、約一週間マニラに滞在して調査対象を回った。
同行した同僚は2名。それに、他社数社の参加者もいた。
宿泊したホテルはマニラの繁華街にあったホテルで、ある機関が押さえてくれたホテルだった。
渡航1日目の夕方、近所のショッピングモールに行ってみた。
ショッピングモールに行く道すがら、子供達がついてきてお金をせびられた。
小さな子供達なので怖さは無かったが、物乞いという行為に驚いた。
もう一つ驚いたことは、コンビニに入ったときのこと。
ライフルを携えた警備員がドアを開けてくれた。
最初は、先を行く兵士がドアを開けてくれたのかと思ったが店に入って来ないので、警備員だと気づいた。
銃を持った警備員が立たなければ治安が維持出来ない街の状況はショッキングだった。
そんな治安の悪さを感じる地域だったので、私は、調査以外はもっぱらホテルで大人しくしていたが、我が同僚達は逞しく街を開拓していた。
10歳若い彼らのバイタリティは、ある意味羨ましくも感じた。
貧富の格差と治安の悪さを感じた街で、日本で暮らしていられる幸せを感じた瞬間だった。
食事は?
実は、一度目の訪問時に何を食べたかあまり覚えていない。
覚えているのはビール。
フィリピンのブランド、サンミゲルを当然飲んだ。
軽い飲み口だったのでサンミゲル・ライトを飲んでいたのだと思う。
アルコールは苦手だったのだが、海外旅行に出掛けるうちにビールが付き物のようになってしまった。
往復の航空便でも食事毎にビールを頼むのが楽しみになってしまった・・・。
二度目の訪問
二度目の訪問の目的は、調査結果の報告会に出席するためだった。
二度目の訪問では、海外赴任中の元上司も合流して5名で参加したように記憶している。
報告会場はマカティだったため、報告会場近くのホテルを予約して泊まった。
宿泊ホテルの入口には、当然のごとくライフルを携えた警備員が立っていた。
ただし、治安に関しては全く違った。
同じマニラ首都圏なのに、マカティは治安が良い街だった。
マカティは高層ビルが立ち並んでおりオフィス街が多い街。
外国からのビジネスマンも多く日本人も住んでいる街。
フィリピンの印象を全く変えてしまう街だった。
近くのショッピングモールまでの道すがら、物乞いやお金をせびる子供達は全くいなかった。
スペイン料理
フィリピンは1521〜1898年までスペインの統治下置かれた国のため、スペイン料理が美味しいと聞いていた。
二度目の訪問の際にショッピングモールにあったスペイン料理の店に、元上司と営業の3名で行ってみた。
店で注文した料理は忘れてしまったが、堪能したことは確かだ。
3人でスペイン料理を食べながら、海外での仕事の話などを楽しんだ。
その後、少々羽目を外してしまった元上司に苦笑したりしたが・・・。
街の散策
翌日の午前中、午後の帰国便搭乗までの余暇の時間を使って、マカティの街を散策した。
写真の日付を確認すると2015年2月14日(土)となっていた。
治安の良い街を安心して散策できた。
マカティはフィリピンのイメージを覆した街だった。
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