マガジンのカバー画像

音楽と日常

24
音楽に関わる出来事を記載していきます。
運営しているクリエイター

記事一覧

【音楽と日常】『ブラックアウト(Blackout)』

スコーピオンズはドイツ・ハノーファー出身のロックバンド。 初めて曲を聴いたのは、スコーピオンズの8枚目のアルバム『Blackout(邦題:蠍魔宮〜ブラックアウト)』だった。 スコーピオンズに関しては、マイケル・シェンカーの兄のルドフル・シェンカーがリーダーで、マイケル・シェンカーも一時期在籍したことがあったということぐらいの知識しか、当時高校生だった私は持ち合わせてなく、『Blackout』が発売されるまでは聴く機会を持たなかったバンドだった。 はっきり覚えていないが、表題

【音楽と日常】『THE MICHAEL SCHENKER GROUP』

『THE MICHAEL SCHENKER GROUP(邦題:神~帰ってきたフライング・アロウ~)』は、スコーピオンズ、UFOと渡り歩いたハードロック・ギターリスト、マイケル・シェンカーが結成した「マイケル・シェンカー・グループ (通称:MSG)」が1980年に発表したデビュー・アルバムだ。 ハードロックの名盤と言える、このアルバムを初めて聴いたのは高校生の時だったと記憶している。 中学からの友人の家で遊んでいた際に、このアルバムを聴かせてもらった。 このアルバムで印象に

【音楽と日常】『ダイアリー・オブ・ア・マッドマン』

『ダイアリー・オブ・ア・マッドマン(Diary of a Madman)』は、オジー・オズボーンが1981年に発表した2作目のアルバム。 実は、このアルバムを聴くまでオジー・オズボーンの存在はあまり認識していなかった。 ブラック・サバスの元ボーカリストということぐらいは知っていたが、私がブラック・サバスを聴きだしたころのボーカルはロニー・ジェームス・ディオであり、ロニーの加入によって様式美路線に変更したブラック・サバスのサウンドが好きだったこともあって、『Diary of a

【音楽と日常】AC/DC『バック・イン・ブラック』

AC/DC(エーシー・ディーシー)は、オーストラリア出身のロックバンド。 私が初めてAC/DCを耳にしたのは、世界的に大ヒットした6枚目アルバムの『バック・イン・ブラック(Back In Black)』だった。 1980年に発売されたこのアルバムは、総売り上げが5,000万枚を超え、マイケル・ジャクソンの『スリラー』、イーグルズの『イーグルス・グレイテスト・ヒッツ 1971-1975』に次いで世界で3番目に売れたアルバムとなっているそうだ。 このアルバムで印象に残ったのは、

【音楽と日常】クイーン『オペラ座の夜』

『オペラ座の夜(A Night at the Opera)』は、イギリスのロックバンド、クイーンの4枚目のアルバムであり、イギリスのヒットチャートで初めて1位を記録したアルバムだ。 クイーンの代表曲のひとつである「ボヘミアン・ラプソディ」はシングルカットされ、イギリスのチャートで9週間連続1位を記録した。 私がクイーンを聴いたのは中学生の頃、1977年にリリースされた6枚目のアルバム『世界に捧ぐ(News Of The World)』が最初で、『オペラ座の夜』は遡って聴いた

【音楽と日常】ブラック・サバス「Paranoid」

ブラック・サバス(Black Sabbath)は、1968年にバーミンガムで結成されたイングランド出身のロックバンド。 『パラノイド(Paranoid)』は1970年9月18日にリリースの2ndアルバムで、シングルカットしたタイトルナンバー「Paranoid」が大ヒット。同アルバムも全英アルバムチャート1位を獲得し、アメリカのビルボードのポップアルバムチャートでは12位を記録している。 アルバム『 Paranoid 』 ブラックサバスに関しては、私の場合、9枚目アルバムの

【音楽と日常】ブラック・サバス「Heaven and Hell」

70年代、80年代のハードロックを語る上では、ブラック・サバス(Black Sabbath)は欠かせない。ブラック・サバスは、1968年にバーミンガムで結成されたイングランド出身のロックバンド。 1970年9月18日にリリースの2ndアルバム『パラノイド(Paranoid)』からシングルカットしたタイトルナンバー「Paranoid」が大ヒットし、同アルバムも全英アルバムチャート1位を獲得したことで有名になったバンドだ。 ヘヴン&ヘル(Heaven and Hell) 私が

【音楽と日常】ビル・エヴァンス

ビル・エヴァンスというとジャズピアニストのビル・エヴァンスが有名で、思い浮かべる人が多いと思う。 しかし、私がここで取り上げたいのは、サックス奏者のビル・エヴァンスだ。 サマータイム(Summertime) 初めてサックスプ奏者のビル・エヴァンスを知ったのは、1989年だった。 当時、Jazz CityレーベルのCDを何枚か買っており、CDショップで面白いものがないかと思い物色していた時に何気なく手に取り買ったのが、ビル・エヴァンスの「サマータイム(Summertime)

【音楽と日常】シン・リジィ「Live and Dangerous」

中学生の頃、ラジオから流れるシン・リジィの「Waiting For An Alibi」を聴き、シン・リジィというバンドに興味が惹かれた。 ちょうど、シン・リジィがJapanツアーで来日した1979年の話だ。 当時、「Waiting For An Alibi」がアルバム「Black Rose」に収録されていることを知らず、「Waiting For An Alibi」というタイトルも知らかなった私は、ライブアルバム「Live and Dangerous」を購入した。 残念ながら、

【音楽と日常】レッド・ツェッペリン(その2)

高校の時に組んでいたバンドで演奏したレッド・ツェッペリンの曲は、レッド・ツェッペリンⅣのロックン・ロール(Rock and Roll)と天国への階段(Stairway to Heaven)だった。 レッド・ツェッペリンⅣ 『レッド・ツェッペリン IV』(英語: LED ZEPPELIN IV)は、レッド・ツェッペリンの第4作アルバム。 プロデューサーはジミー・ペイジ。 レコーディング・エンジニアはアンディ・ジョンズ。 レッド・ツェッペリンの全作品中、最も売れたアルバムだそ

【音楽と日常】レッド・ツェッペリン(その1)

レッド・ツェッペリンというと、中高生の頃、NHK-FMの渋谷陽一さんの『サウンドストリート』で度々レッド・ツェッペリンの話と曲を聴いて興味を持ったバンドだった。 高校の時に組んでいたバンドで演奏した曲は、レッド・ツェッペリンⅣのロックン・ロール(Rock and Roll)と天国への階段(Stairway to Heaven)だったが、ロックン・ロールのドラミングは、当時テクニックが無かった私にとっては結構勉強になった記憶がある。 レッド・ツェッペリンのアルバムだと、最初

【音楽と日常】バビロンの城門

ハードロックにハマったのは、高校1年の時。ロック好きの友人の家で遊んでいたら、友人がRainbowのアルバムを聴かせてくれた。 バビロンの城門 アルバムのタイトルは『バビロンの城門』(バビロンのアーチ、原題:Long Live Rock 'n' Roll)。 Rainbowにとっては3枚目のアルバム。Rainbowが発表したアルバムの中では最も好きなアルバムだ。 Rainbowは、ディープ・パープルのギタリストだったリッチー・ブラックモアが脱退後に結成したイングランドの

【音楽と日常】左利きのドラマー、イアン・ペイス

高校時代、ロックバンドを組んでいた。 きっかけは、高校入学直後に同級生の家に行った際にクイーンの話で盛り上がり、バンドを組もうという話になったことからだった。 私は中学一年の途中までピアノを習っていた。 同級生二人はギターを弾いていた。 ギター二人とキーボード一人ではバンドにならないので、一人がベースギターにシフトし、私がドラムスにシフトすることでバンドを始めることにした。 ドラムス ドラムスを叩くようになると、リズム楽器の面白さに魅了された。 吹奏楽部で打楽器を担当す

【映画】パリ空港の人々

映画「パリ空港の人々」(Tombés du ciel)は、1993年制作のフランス映画。 フランス公開は、1994年2月23日。 日本公開は、 1995年3月4日。 パスポートを盗まれたためにシャルル・ド・ゴール国際空港に足止めされたカナダとフランスの二重国籍の男性と、様々な事情により空港で暮らす人々を描いたドラマ。 図像学者のアルチェロは、モントリオール空港で寝ている間にパスポートや財布の入った鞄と靴を盗まれてしまった。 とりあえずシャルル・ド・ゴール空港までたどり着い