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心の音

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生活していくなかで出会う心の葛藤についてのコラムを掲載していきます。
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記事一覧

【心の音】悪口と返報性

常に他人の悪口を言い続ける人がいる。 聞いている側は不快に感じていることが多いと思うのだが、なぜそこまで悪口を言い続けるのか不思議になる。 なぜ、悪口を言いたくなるのだろうか? 自己肯定感が低い人は自分に自信が持てない。 そういう人は、自分と相手を比較し、自分が劣っていると感じやすい傾向がある。だから、実は自己肯定感が低い人ほど悪口を言う傾向にあるという。 自己肯定感が高い人は、他人にとやかく言われても、その考えや行動は揺るがないし、相手と自分をいちいち比較することもない

【心の音】怒りのもと

上司に報告していると、上司の顔がみるみる不機嫌になり、噴火されてしまうという事態に遭遇した人は多いのではないかと思う。 そんな時、怒られている側は理不尽に感たりするのでほないか? そもそも、なぜ人は怒るのだろうか? 二次感情と一次感情 心理学の世界では、怒りは「二次感情」と呼ばれている。 突然出てくる感情ではなく、その気持ちの裏には必ず、本当の気持ちである「一次感情」が隠れているという。 怒りの裏にある一次感情には、「悲しみ」「苦しみ」「寂しさ」「虚しさ」「恐怖」「不安」

【心の音】奏でる音色と性格

先日、ある方のコラムを読んだ際に、書かれた方の柔らかな文体に優しい方なのかなと性格を想像した。 そんなことを考えていたら学生時代の頃、夏目漱石にハマった頃のことを思い出した。 夏目漱石の小説には、漱石の内面が出てくる。その漱石の内面世界が私には共感できる部分が多く、漱石の世界に浸るのが好きだった。 そんなことを思い出したところで、学生時代のクラブでの先輩との会話が蘇った。 音色と性格の関係性 学生時代、オーケストラでチェロを弾いていた。ただし、当時はいろんな活動に手を出

【心の音】強みと弱み

得意・不得意と後悔 高校時代の後悔は強みを伸ばし切らなかったことだった。 ここでいう強みと弱みの本題からは少しずれた得意科目と不得意科目の話であるが・・・。 高校時代の後悔は得意だった数学を徹底的に強くしてから不得意だった(というより勉強してなかった)英語を強化した方が良かったというもの。 高校時代は逆をやった。まずは得意不得意の凸凹をなくそうとして英語を先に手をつけた。 結果は途中でノイローゼ気味になり、体調も崩したので、一時期学習を中断した。 英語は浪人時代に一年掛けて