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【本は目次から】 感想:『ブックライターが教える はじめての本の書き方』 蔵本貴文

はじめに

私にとって、この本での需要な部分を簡単にまとめると

本を書くのは目次から、目次は文章を書くように目次をつくると書きやすい。
副詞や形容詞を排除して、細部を書き込もう。


ということです。

感想

Kindle出版に向けて準備中です。
見切り発車で本を書き始めていましたが、本を書くための知識も備えておこうと思い この本を読みました。


この本は5-10万字の本を書く人向けだそうです。
文字数の不足を解消するために、その事柄を深掘りして、具体例を記入しつつ詳細に書き込んでいくことを勧めています。

また、ブログを書いているから大丈夫!という考え方は危険なようです。

まさに私のことか!と思いました笑
しかもまだブログを初めて半年。
さすがに本を書く作業を甘く見ているのかもしれませんね、、

本を楽に書くためのコツが紹介されていました。

そのひとつが「目次も文章を書くように作る」ことです。
項目だけの列挙ではなく、目次だけ追いかけても内容がわかるように目次を組むと、本全体の方向性を見失わずにむのだそうです。

これは、目次が本の設計図の役割を持つからなんでしょうね。
私が長い文章を作るときはノートにざっと全体の構図を書きますが、より具体化した設計図が目次になるのでしょう。

今回の私の本では、目次は項目だけ先に作りました。
その後、「文章をかくように」と意識して目次を作り直しました。
その詳細は下記の記事からご参照ください。

確かに、目次が本全体の要約みたいになる感じがします。
これが本を書くときに先行してできていれば、迷子にならなそうですね。
でも初めから、この目次を書いていくのは大変そうなので、最初は項目で目次も並行して考えていくほうが私には合っていそうです。


もうひとつヒントになったのは、「形容詞や副詞を使わずに細部を徹底的に書き込むこと」です。
まぁ確かに、すごい とか かなり といった言葉は本には不向きですね。
なので、なるべく形容詞や副詞を使わず、具体的な言葉に置き換えたほうがいいと説明されています。

うーん。確かに。
具体的な言葉にしないと、文章で伝えるのは困難そうです。
ここが画像や動画などの視覚的な媒体との違いでしょうか。

そう考えると、その事柄を説明するための言葉が使える必要があり、そのためのインプットが必要なのだと思います。
それが読書なんでしょうね。


読了後の意識/行動の変化

本書で著者は、本を出した経験について

『本を書くことを通して、一番知識を得たのは自分だとも思ったのです』

ブックライターが教える はじめての本の書き方

と述べています。

私が本を書く上で欲しがっているもののひとつが、まさにこれです。
本を書くときに、自分の考えも論理的にまとめて文字にする必要があります。
その作業を通して、自分の中で曖昧になっている知識を見つけ出し、調べることでさらに自分の考えが補強されていくのを感じました。

本を書く経験っていいなぁと思います。


また、読書は言葉のインプットの役割をもちますが、本を書くことを意識し始めたら、本それ自体が良質な教科書であることにも気付きました。
本を書き始めたことで、本を読む時の意識が少しだけ書き手の視点に移動してきたような気がします。


基本情報

リンク:ブックライターが教える はじめての本の書き方
入手場所:Kindle Unlimited
読み始めた日:2024年7月9日
備考:読書ノート No.12 


おわりに

本を書くのはいいなと思いました。
あとはKindle出版についても学んでおかないと!


読んで頂き誠にありがとうございました。

髙草木



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