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【儲けが減っても破滅しない】 『孤高の相場師リバモア流投機術』 ジェシー・ローリンストン・リバモア

『利益が目減りしても身を滅ぼさないが、損が膨らめば悲惨だ』

感想
「マーケットが大きなトレンドに乗り始める時期は必ずある」ので、そこを狙って投資をしましょうという「モメンタム・トレード」の手法を解説しています。
投機というとついギャンブル性を感じてしまい、様々な書籍でも指摘されているように「投機はだめだ投資をしよう」、などと思ってしまいます。しかしながら過去の自分の無様な取引を見ていると果たしてそれは投資だったのか、投機ではなかったのかが分からなくなります。
当然著者も市場のトレンドをつぶさに研究して、その流れに乗って投機をしていくのですが、そこには知識や経験に裏打ちされた判断が存在します。となると投機=ギャンブルという構図は成り立たなくなり、読めば読むほど投機と投資の境目は曖昧であるように感じてきました。

この本を読んで実践したこと、したいことなど
冒頭の記述は重要なことを示しています。つい最大の利益を狙いたがってしまいますが、そうではなくて損失をコントロールし市場に長く留まることを考えていきます。
この頃から、徐々に利益を追求すること、よりもリスクをコントロールすることへ意識が変わってきたように思います。

本書を読み始めた時点での投資実績  ()内は前回記事との比較
-191,437円 (±0円)
取引はありませんでした。

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基本情報
タイトル:孤高の相場師リバモア流投機術
著者:ジェシー・ローリンストン・リバモア
発売日:2007年12月4日
購入場所:Kindle Unlimited
読み始めた日:2023年10月25日
通し番号:35
ジャンル別番号:お金/投資-25
備考

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