【株価の予想なんて星占いだ!】 感想:『投資の大原則』 バートン・マルキール、チャールズ・エリス
感想
超良書です!図書館で借りて読んだのですが、本を購入しようかと思ったくらいです。まだ買っていないのですが。。
実際に個別株式投資を始めてみると、チャートから予想するのは星占いのようで確かにサッパリわかりませんでした。もちろん占いもチャートの株価予想も、その精度を高める方法はあるはずですが、それらの習得には相当の労力が必要です。(占いを否定するものではございませんので悪しからず、、天秤座何位かなとかはつい見ちゃいます笑)
著者は若い時から貯蓄し、それをインデックス投資による分散投資を長期に渡って遂行することを勧めています。購入するタイミングや銘柄の選択といった能動的な投資がいかにパフォーマンスを下げるかが示されています。著者の提唱する "kiss ポートフォリオ"は非常に合理的で、著書の中で進めている9つの基本ルールは大変重要な点をしっかり指摘しています。
投資をやらなくても、いわゆるマネーリテラシーを高めるためには誰でも読んでおきたい書籍です。
この本を読んで実践したこと、したいことなど
両著者の代表作「ウォール街のランダムウォーカー」、「敗者のゲーム」を読まないといけませんね。
そして予想もつかないことに、あれこれと頭を悩ませている場合ではないような。。??
本書を読み始めた時点での投資実績 ()内は前回記事との比較
-193,687円 (-26,700円)
IPOで当選した銘柄の初値が公募割れしたため損失が出ました。振り返って調べてみると不人気銘柄だったようです。IPOの申し込み対象も少し考えたほうがよさそうです。
基本情報
リンク:投資の大原則
購入場所:図書館
読み始めた日:2023年11月17日
備考:2018年に第2版が出版されています。リンクは新版です。