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【幸福とはベクトルである】 感想:『父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話』 ヤニス・バルファキス

『本物の幸福を味わえる可能性がある人生とは、何者かになるプロセスだ』

感想
本書は経済の話と題していますが、経済とは、政治とは、社会とはという問題を、題名のとおりわかりやすく解説しています。翻訳も読みやすいですよ。おすすめしたい書籍です。
冒頭の記述はあとがきに出てきます。どの本で読んだか失念してしまいましたが、そこでも幸福はどこかに移ろうとする方向性だと指摘されていました。確か。つまり、幸福とはある瞬間の自分の立ち位置ではなく、どこかへ向かう動きが含まれている必要がありそうです。そういう意味では「位置エネルギー」ではなく「ベクトル」なのでしょうね。ちょっと理系っぽい雰囲気を出しましたが言葉の定義合ってるのかな、自信がありません!笑
いずれにせよ、これは大切なことを示唆しています。何かを得るという過程に幸福を感じても、それをそのまま保持しているだけではあまり幸福感は得られないのでしょう。その感覚は実生活でも腑に落ちやすいように思います。

この本を読んで実践したこと、したいことなど
自分が幸福を感じることとは?
なんとなくですが、私は株で買った負けたでは幸福は得られないのかもしれません。当然それは個人差があります。ただ私はそれほど株式投資に興味や情熱がなかったのかもしれませんね。

本書を読み始めた時点での投資実績 ()内は前回記事との比較
-193,687円 (±0円)
取引はありませんでした。

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基本情報
リンク:父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話
購入場所:図書館
読み始めた日:2023年11月22日
備考

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