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人生100年時代の大きな転機〜キャリア迷子からキャリア自律への1年間〜

30代半ばにしてキャリア迷子になっていたぼくがキャリア自律できるようになった1年間について整理してみました。

簡単にまとめると…
会社にぶら下がっている状態でキャリア自律とは程遠かった会社員が、1年後に自分自身で主体的にキャリアを選択できるようになった。
そんな内容です。


1年前はキャリア迷子

少し自己紹介をすると、
新卒で製薬会社に営業(MR)として入社し、
十数年働くなかで「このままでいいんだっけ?」
とキャリア迷子になっていた会社員です。

その背景には妻と3人の子どもたちという家族の存在も大きく影響していました…
が、詳しい内容は別の記事にまとめているので、気になる方はこちらの記事を読んでください。

簡単にまとめると、
1年前は自分の本当の望みや想いに蓋をして、会社に流され続けるキャリア迷子だったぼくがポジウィルのキャリアトレーニング(POSIWILL CAREER)によって光が見えた。
そんな内容です。

1ヶ月でキャリア思考をインストール

そもそも1年間で【キャリア迷子】→【キャリア自律】に至ったのはポジウィルで、1ヶ月のキャリアトレーニングを受け、その後、1年の人生伴走を受けたからです。

別記事の体験談でも書きましたが、1ヶ月のキャリアトレーニングではキャリア思考をインストールできた、というイメージがあります。
これによってキャリアへの考え方が大きく変わることになります。

具体的にはトレーナーの永井さんとの対話によって、

  • 本当はどんなキャリアを望んでいるのか?

  • そのために今なにをしているのか?

  • 理想と現実のギャップは?

  • 自分の強み、思考の癖は?

などが明確になって「このままではいけない」と強く感じるようになりました。

しかもこれが内側から湧き出てくる。「言われたからやる」のではなく「自分でやりたい」と思えるのがすごいところ。
寄り添って傾聴してながらも、内省を促すようなズバッとした問いを投げ掛けてくれ、今まで使っていなかった頭の部分をフル回転し、キャリアに対する考え方をインストールしたような期間でした。

そんな濃厚な1ヶ月間はあっという間に過ぎていきました…

人生の中でここまで自分と向き合うったことはないと言えるほど濃い1か月だったため、これで十分だろうという気持ちもある一方で少しの不安もありました。

それがリバウンドと社外メンターという存在です。

短期間でここまで考え方が変わるとリバウンド的にまた戻ってしまうんじゃないかという心配と、トレーナーの永井さんとの5回の面談を通じて、社外メンターのような人がいることの効用を実感していたことがその理由。
そんなことから、1年間の人生伴走プランをお願いしました。

1年伴走でキャリアの基礎体力作り

1年伴走プランは1年間で6回の面談とSlackでのメッセージのやり取りがメインとなります。その中で週1回の内省ワークや、アサーショントレーニング、Issue分解ワークなどを実施。
驚くのがこれらのワークを自分に合わせて提案してくれるところ。

どういうことかというと…
例えば、内省ワークでは、1週間のなかで起きた事実に対してどんな感情があったのか、それを客観視するとどんな思考だったのかなどを書いていきます。
それによって自己理解を深めていくというワークですが、実施していく中で、イマイチ客観視しきれていないという状況になっていました。
それを面談やメッセージのやり取りのなかから気づきをもらえ、そこから思考や行動の「妨害者」※は何なのか…を考えていくように一歩踏み込んだワークを提案してもらいました。
それによって何かあった際に思考の癖を客観視する習慣がつきました。

※このワークで自分にとって八方美人、優等生、こわがりなどの妨害者が行動に繋がっていることがよくよく理解できました。
ちなみにこの妨害者については1ヶ月のトレーニングの際に書籍を読んで明確になっているものだったので、内省ワークにも取り入れやすく自分を客観視する意味でもわかりやすいものでした。
1ヶ月のトレーニングで表層の理解だったものをより深く腹落ちして理解できた体験でした。
ちなみにその書籍はこちら
スタンフォード大学の超人気講座 実力を100%発揮する方法

またアサーショントレーニングでは、自分の意見を抑えて相手の意見を通しがちということが面談の中で明確になり、それを改善するためのワークとして取り組みました。
もともと相手の意見に迎合しがちで「相手が良ければいいのでは?」という考えがあり、自分の主張を出さないようにしていました。

要は…
自分:Lose
相手:Win

という状態。

そうではなく
自分:Win
相手:Win

がベストなんじゃなないか?
そのためには自分の意見を主張した方がいいこともあるのでは?
永井さんからそんな話を聞くことで納得感をもって取り組むことができて、実際に仕事でもそれが成果に繋がることもでてきました。

このように、そのタイミングに自分の課題と照らし合わせたタスクを設定してくれて、それによって自分自身も成長できている実感がありました。まさに社外メンター的な関わり方をしてくれて、今後のキャリアを考えるうえで大きな財産となっています。

1ヶ月のキャリアトレーニングでそれなりにキャリアについての自己理解が進んでいたので、自分自身でもなんとかなるかな、とも感じていましたが、いざ壁が出てきたときの考え方などがまだまだ馴染んでいませんでした。

だからこそ、上司や同僚、家族、友人とは違った視点でのアドバイスやワークの提案などをしてもらえるトレーナーの永井さんの存在は大きかったです。

それぞれのワークをなんのためにやるのか、どういう考え方に基づいているかなども説明してくれて、納得感のある取り組みだったこともあり、積極的に取り組むことができ、仕事での成果に繋がることもでてきました。

キャリアという視点だけではなく、今働いている中で自分の足りない部分を補ってくれているような関わり方がありがたかったです。

この1年を終えることで、自分のなかでキャリアに対する考え方が定着したように思えます。
いわばキャリアの基礎体力を固めた1年。
人生100年時代といわれるなかでこの1年間はぼくにとって大きな転換期になったことは間違いありません。

おかげで今では迷ったり、悩んだときに自分なりの判断基準で行動することができるようになりました。

【おまけ】キャリア支援者への道

ここからは少し番外編にもなりますが、キャリアトレーニングと繋がっている部分なので整理しておきたいと思います。

ぼく自身はポジウィルでのキャリアトレーニングを受けることで、自分自身もキャリア支援者になりたいという気持ちが強くなり、1ヶ月間のキャリアトレーニングの中で、その思いが明確になって国家資格であるキャリアコンサルタントにチャレンジすることを決めました。

その後、1年伴走のなかでもそこをフォローもしていただけて、約3ヶ月間、毎週土曜日、缶詰状態でキャリアコンサルタント養成講座を受講。
地方在住のためオンラインだったのが、せめてもの救いでしたが、おそらくキャリアトレーニングを受けていなければここにチャレンジすることはなかったと思います。そういう意味でも本当に大きな転機になったと思えます。

その後無事キャリアコンサルタントの資格を取得できました。
ただ、ここで問題が出てきます。キャリアコンサルタントの資格を取ったからといって、すぐにキャリア支援者の仕事ができるわけではないということ。

キャリアコンサルタントの資格を取った方の悩みで多いのも、資格を取っても活かす場所がないということも聞きます。
実際ぼくも本業では全く別の仕事をしていて、キャリア支援とは無縁の状態…キャリア支援の仕事に関わることが困難だという事実に改めて気づかされます。

そんなタイミングでポジウィルでキャリア支援の認定講座を開始したということを教えてもらいました。

そこは実際にキャリア支援者として働けるために必要なスキルを学べるオンラインスクールとなっています。

ちょうど自分がキャリアコンサルタントの資格をどう仕事に繋げていくかを考えていたこともあり、ポジウィル認定講座の受講を決めました。

そしてこのタイミングでこの講座を受けることができて良かったと心から思えました。
というのも、ポジウィルの認定講座では、キャリアコンサルタント養成講座では学び切れないより実践的な部分を学べる機会となったからです。

具体的にはキャリアコンサルタント養成講座では傾聴の部分を重点的に学んだり、学問としてのキャリア理論を学ぶことが中心だったのに対し、ポジウィルの認定講座では傾聴したあとにどのように支援していくか、どう問いを立てていくのか…キャリアコンサルタント視点だけでなく、コーチング視点での関わり方なども学ぶことができました。

いわば…

  • キャリアコンサルタントで傾聴の基礎

  • ポジウィル認定講座で実践スキル

を学ぶことができたといえます。

仕事に繋がるような形で学べる場がないなかで、ポジウィル認定講座を受講できたことは「キャリアコンサルタントの資格を取っただけにしない」という意味でも大きかったと思います。

そしてなによりも一緒に同じ目標に向けて学べるという環境が、より学びのモチベーションになりました。
普段の仕事や生活では出会えないようないろんなバックグラウンドを持っている人と学び合えるのはとてもいい刺激となりました。

ぼくのようにキャリアコンサルタントの資格を取ったけどどう活かしたらいいのかわからないという方は特にオススメです。

そんなこんなでここ1年はキャリアに関する学びが深まる1年でした。

まとめ

キャリア迷子だったぼくがこういった形でキャリアを進めていくとは思ってもみませんでしたが、1ヶ月のトレーニングと1年の伴走を通じて、自分のキャリアを自分自身の手で主体的に描いていけるということを実感しています。
永井さんからも「まさにキャリア自律ですね」と太鼓判をいただいたので、自信を持ってこれからは進んでいけると思いました。

もしキャリアに対してモヤモヤを持っていたり、迷子状態の方は是非一度体験してみることをおすすめします。
それが人生100年時代の大きな転機になるかもしれません。

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