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わたしってほんとに…とほほの話、これがほんとのおき〇〇〇

うちのだんちゃん(旦那のだんちゃんです)が
お仲間と一緒に1年に1度、手作り作品を
飾らせていただいているカフェがあります。
ご夫婦でされているそのお店は、窓から
見える欅の並木を見ながら、ゆったり
ぼんやり過ごすことのできる居心地のいい
空間です。
家の側にあれば嬉しいのですが、
ちょっと。。。
いえ、だいぶ離れていて。。。
我が家からは、車で1時間半ほどのところです。


昨年の展示のときにわたしの暮らす小さな街で
美味しいと評判の茶まんを持っていきました。



「これ美味しいんですよね〜!
 大好きなんです!」


と奥さまにそれはそれは喜んでいただけた
一品です。
依然に手土産でもらってすご~くおいしかった
こと、また食べたい!と思っていたこと、
熱く語ってくださいました。
しっとりとした薄皮で包まれた甘さ控えめの
茶饅頭。
地名をもじって名前になっていることもあり、
手土産に最適なのです。



「明日さあ、作品展の様子見に
 カフェ行かない?」

「行く行く!!
 じゃあ、茶饅買ってくるね!」


奥さま、喜んでくれるだろうなあ、
明日が楽しみ!!



普段は「お~い、まだか~い」

「待って~、そんなに急がなくて
 大丈夫だから~」

なんて会話が日常のわたしたち。

その日は珍しくわたしの支度が早かった
のですよね、



駐車場に車を停め、

「駐車券、大丈夫?」

と確認され・・・
    (この駐車場で駐車券をなくした経験が
      あるのです。。。とほほ。。。)

「見てて、ここにいれたからね。
 よし、大丈夫!」

「紙袋、忘れないで持ってね」


「・・・」

「・・・」

「・・・」


「あれっ、もしかして・・・」」


「。。。」



「忘れちゃった」



「やっちゃたか~」


「やちゃったね~」


「おきみやげか~」


「だんちゃん、うまい!!
 これがほんとのおきみやげだね」


わっはっは  わっはっは わっはっは


「いや、わらいごとじゃないから!
 まあ、わらってすませられるところが
 いいところだけどね」


わらってゆるしてもらえる、
なんてありがたいことでしょう、


だんちゃん曰く

たかこそうそうと過ごすには、
笑って済ませていかないと
身がもたないことを30年以上の
月日の中で学んだそうです。


いい学びがあってよかった!!




後日また、新たに茶饅を買いに行き
てみやげを持参しました。


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