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ひとり親 無職になる➂

➁からの続きです

県外へ行く日が近づき
部屋や身の回りの整理を始めた

色んな人に引っ越しの連絡をして
送別会を開いてもらい
部屋を整えて
(定期的に帰ってくる予定だったので、部屋は引き払わなかった)
育てていた観葉植物を
色んな人に受け取ってもらい
色んなものを譲り
手放した

服も物は、ほとんど捨てた

最小限の物だけを
車のトランクに詰めて

色んなものを手放す事で
あたらしい世界を手に入れられると思っていた

それは間違っていなくて
でも、間違いでもあった

行った先で待っていたのは

私の事を敵認識している人が
たくさん居て
追い出そうと
陥れようと
そのチャンスをじっとりと
待っている人達だった

歓迎されるとも思っていなかったけど

足を引っ張ろうとする人
私の事を粗末に扱おうとする人

「嫌な事、汚い事は全部あの子にやらせれば良いよ」
「あの子のせいにすれば良いよ」
と、陰でいう人

そう言う人と同じ場所で
同じ方向を向いて
日々過ごしていくのは難しい

協力し合わなければ
味方が居なければ
やっていくのは不可能だと思った

でも、来た以上
やるしか無いと思い
最初は必死で踏ん張って
毎日努力をしていた

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