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【2020年版】誰からも望まれていない例のやつ(小説・漫画編)

誰からも望まれていないのですが、毎年やっているその年に観た映画、聴いた音楽、読んだ小説と漫画の4部門でNo. 1だった作品を紹介するやつをやります。今回は、小説と漫画編です。

とは言え、今年は小説1冊しか読めてませんでした。ビジネス書や自己啓発本は結構読んだのですが、結局、村田沙耶香『コンビニ人間』しか読了してないです。そして、読み終えようと思っていた川上未映子『夏物語』も途中で止まってしまっています。

しかし、『コンビニ人間』はめっちゃおもしろかったですし、『夏物語』も相当おもしろいです。『コンビニ人間』については、noteでも紹介しています。

川上未映子『夏物語』は2020年に英訳され海外で出版され、ナタリー・ポートマンなどの著名な人が、海外の文芸関係のサイトで、本作を絶賛するコメントを寄せています。

僕は途中までしか読んでいませんが、めっちゃおもしろいです。これについてもnoteに記事を書いています。本作には1部と2部があり、1部を読了した時に書いた記事です。

リンクばっかりで申し訳ないです。今年は小説もたくさん読んでいきたいと思っています。

気を取り直して、漫画のトップ3の紹介です。

1.『ゾッキ』大橋裕之先生
2.『キングダム』原泰久先生
3.『鬼滅の刃』吾峠呼世晴先生

大橋裕之先生がついに完全ブレイクしたのが2020年だったと感じています。たしか2019年に制作された大橋先生の漫画が原作のアニメ『音楽』は山田孝之さんなどの一部の著名人が絶賛するコメントを寄せていました。

大橋先生は2005年から自費出版で作品を発表し続けていました。当初から一部の著名人から賞賛の言葉が寄せられる凄い漫画を書いていらっしゃったのですが、その名が広く世に知れ渡ることはありませんでした。

けれども、大橋先生の作品は、ずっと光り輝いているように感じます。

ところで、皆さんは『ドラえもん』の良さについて、考えたことがありますか?僕は最近、映画『STAND BY ME ドラえもん』を観て、「ドラえもんってなんでこんなに良いのかね?」と考えました。

たどり着いた答えは「のび太が良い」ということです。僕はドラえもんの良さって、のび太にあると思っています。誰かにのび太のことを説明しようと試みる時、「駄目なやつ」としか言いようありません。

しかし、あえて言語化するとしたら、のび太って、凄い駄目なやつだけど、優しいです。弱いものを大事にします。弱いものを助けるために勇気を出せます。けれども、失敗します。たくさん失敗するけど、くじけそうになるけど、のび太は頑張ります。

そんな感じだと思いますが、のび太の良さの核心をついてはいません。けれども、ドラえもんは、世界中でめっちゃ人気があります。大橋先生の漫画ものび太みたいなところがあるなあ、と僕は思います。

良さが上手く言語化できないし、絵も上手ではありません。けれども、『ドラえもん』のように大橋先生の漫画には素晴らしい良さがあります。2021年、大橋先生の初期短編集『ゾッキ』を原作とした映画が公開されます。

監督は竹中直人、山田孝之、斎藤工という豪華俳優陣です。もうめっちゃ楽しみです。

『キングダム』と『鬼滅の刃』の説明は割愛します。あれだけ大売れしている漫画が面白くないわけないので。



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