投資ド初心者がキャッシュフロー計算書を勉強してみた
この記事でわかること
・勉強が先で投資が後だと言うこと
・キャッシュフロー計算書の読み方
・企業が何に力を入れているのかの考え方
■投資を手探りではじめるより勉強が先
ーーある日友人が株をはじめたと言い出した。友人の誘いで筆者も本格的に投資をやってみようかなと重い腰を上げた。
だが投資なんてド初心者の筆者は、株自体そもそもどんなもんなのか分からない。
まずは調べてみようと思いネットで検索をかけてみる
「投資は早い方が良い!」
「絶対に失敗しない投資マインド!」
「投資に正解なんてない!」
色々書かれていたが、どれも筆者には難しくてやっぱりよく分からない。🤠⁇
分かったことは
①投資した企業が成長すると自分も儲かる
②投資した企業が衰退すると自分も損する
③投資した企業が倒産すると自分は大損する
この程度だった。
それにどの企業が成長しているのか?なんてニュース見ただけではよく分からない。
企業が成長した、ということはものすごく簡単に言うと、企業に入ってくる金が増えた、ということ。
じゃあまず企業にどのくらい金が入って来てて、何に企業が金を使ってるのかが分かるようになろう。
その手始めがキャッシュフロー計算書だったのだ。
■キャッシュフロー計算書の読み方
キャッシュフロー計算書とは
「お金の流れで会社を表す」表だと思ってほしい。キャッシュフロー計算書はCFと書かれることもある。
以下の表はUlletという企業の情報がいっぱい載ってるサイト、から引っ張っている。しかもありがたいことに無料で見れる。
ちなみに↑ソフトバンクのキャッシュフロー計算書だ。
項目を説明していく。
●営業活動によるキャッシュフロー
→本業で得たお金。
収入が多いと増え、支出が多いと減る。
よってプラスの方が順調ということ。
●投資活動によるキャッシュフロー
→投資で動いたお金。
設備や株を売ると増え、投資とかにお金使うと減る。
よってマイナスの方が投資に力を入れているということ。
●財務活動によるキャッシュフロー
→資金調達、返済したお金。
お金を借りたり資金調達すると増え、借金の返済や株主に配当金を払ったりすると減る。
よってマイナスの方が持ってる金でやりくりできてるということ。
これがわかっているだけでもかなり企業の見かたが変わってくる。
■企業が何に力を入れているか
これで企業のお金の動きがわかるようになった。
ここからお金の動きを関連づけて考えていく。
ソフトバンクのキャッシュフロー計算書だが、営業活動によるキャッシュフローよりも投資活動によるキャッシュフローの方が数字が大きい。
つまり、ソフトバンクは本業の携帯電話事業よりも投資に力を入れている、ということになる。
さらに財務活動によるキャッシュフローがプラスであるところを見ると、ソフトバンクは本業の携帯電話事業で得たお金+資金調達したお金を投資に回している、ということになる。
これを基準にトヨタ自動車のキャッシュフロー計算書を見てみよう。↓
トヨタ自動車は、営業活動によるキャッシュフローが最も数値が大きい。
また投資活動によるキャッシュフローから投資にも積極的であることが伺えるが、財務活動によるキャッシュフローがマイナスであることから、持ってるお金でやりくりできる範囲の投資をしている、ということになる。
同じ儲かってる企業なのに内訳が全然違うのだ。🤠ォォォ...!!
■どんな企業に投資したら良いのか?
キャッシュフロー計算書を読めるようになったら、後はどういった企業を選ぶかということになってくる。
項目別に優良企業の特徴がある。
営業活動によるキャッシュフロー
→プラスであることが多い
投資活動によるキャッシュフロー
→マイナスであることが多い
財務活動によるキャッシュフロー
→マイナスであることが多い
この特徴を
優良企業のプラマイマイの方則と名付けよう。
....なんかごめんなさい。笑🤠
だがこの基準で企業を選んでいけば経営状態に関してはほとんど間違いはないだろう。
これで、やみくもに企業を選んで一か八か投資!なんてことは避けられるのである。
今回の記事まとめ
【キャッシュフロー計算書を見てプラマイマイの方則に当てはまってれば優良企業!】
実際のところは銀行から返済を迫られて、一時的にプラプラマイの状態になる事もあるそうなので絶対とは言い切れない。
ただ1つの基準にはなると思うので是非覚えておいてほしい。
もっと詳しく知りたい方は、
「キャッシュフロー計算書 見かた」
で検索するとたくさんヒットするのでオススメ
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ではまた次回!
Ullet
http://www.ullet.com/search.html参考ページ
https://kabukiso.com/apply/zaimu/cashflow.html
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