感染者数と死者数のトリック

PCR検査の陽性は感染を意味しないという事は前述の通りですが、メディアは毎日PCR検査の陽性者を感染者として集計し公表しています。実際の感染者数は測定が不可能であり、インフルエンザでは、医師の診断結果を定点観測したデータを基に患者数を推定しています。新型コロナでは、医師の診断にも寄らず、症状あるなしにも関わらず、単にPCR検査により陽性と判定された人数をカウントしており、無症状感染などという新しい状況まで作り出しています。

つまり、報道されている感染者数は全く事実とは異なる数字であるという事です。

次に死亡者数ですが、これは水増しされています。2020年6月18日に厚生労働省新型コロナウィルス感染症対策推進本部より各都道府県、保健所設置市、特別区の衛星主管部(局)宛に、

「新型コロナウイルス感染症の陽性者であって、入院中や療養中に亡くなった方については、厳密な死因を問わず、「死亡者数」として全数を公表するようお願いいたします。」

という事務連絡がなされています。これにより各自治体からは、PCR検査で陽性反応のあったものは全てコロナ死亡として報告されています。従い、本当の新型コロナ感染症による死亡数は不明というのが現実です。経営コンサルタントと坂上仁志という人が、ECMOnetというNPO法人が全国の8割をカバーするデータで、ECMO及び人工呼吸器を使用した履歴を回復(離脱)した人数、現在使われている人数、死亡した人数でデータとして公表しており、それから計算した人数、つまり重篤な症状となり、人工呼吸器を使っても死亡した人数とECMOを使っても死亡した人数の合計を公表しました。それによると5月4日現在の死亡者は1071人という事になりました。カバー率8割を換算しても実際の新型コロナウィルス感染症が原因で死亡した人数は1300人程度ではないかと言えるという事です。

6/8のデータ
人工呼吸器での死亡例 1,089
ECMOでの死亡例 221
合計1,310例 8割換算 = 1,638例

感染者数は事実と異なる数字であり、累計死亡者数は約1年半経過して1,600人強という数字を冷静に見ると、新型コロナウィルス感染症とされている病気が、どの程度の緊急性を要する危険で深刻な疾病であるかという事が分かります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?