おかねのこと


髪切りたすぎて集中ができません。皆さんは髪、切れてますか。というか誰か僕の髪を切ってくれませんか。

アマゾンプライムでイギリスのBBCニュースのライブ配信があったので少し見てみましたが日本の報道番組とは比べ物にならないくらい有益な情報に溢れてました。さすがです。


さて今回は前回少し書いたPB(プライマリーバランス)とかについて僕が知っていることを書いていきましょう。僕自身もまだこの辺の知識については2か月前くらいから調べ始めたので知識も多くないです。自分の知識を言語化することもnoteをやっている理由の一つなので詳しい人いたらぜひご教授ください。

プライマリーバランスとは?

コロナ禍が起こる以前から日本では経済は衰退し始めてるのですが、それを脱却できない理由の一つがこのプライマリーバランスの黒字化目標という財務省の指針にあります。

基礎的財政収支(プライマリー・バランス)とは、税収・税外収入と、国債費(国債の元本返済や利子の支払いにあてられる費用)を除く歳出との収支のことを表し、その時点で必要とされる政策的経費を、その時点の税収等でどれだけまかなえているかを示す指標となっています。  https://www.mof.go.jp/faq/budget/01ad.htm ー財務省HPより

簡単に言うと「国は収入の範囲内で金使ってんのか?」ってことです。一般的に家計で考えると黒字じゃなきゃダメな気がしますね。普通は収入の範囲内でお金を使います。しかし、政府と家計は違います。各家庭は自分たちのため、政府は国の国民のためにお金を使うという違いです。現在の日本のようなデフレ化ではとにかく国債を発行しまくって金を使う必要があります。お金を発行して民間に事業を提供することでお金が世間に出回りますからね。そうすれば消費も活性化されて経済が回るわけです。

政府がお金を使わなきゃいけないのにPB黒字化目標のおかげでお金が使えず。緊縮財政です。さらに財務省や報道番組が「国の借金!」とか煽るのでそれなら増税して収入を増やさなきゃいけないような思考にもなります。実際は国の借金なんか気にする必要ないんですけどね。政府の子会社である日本銀行がお金を刷れるからです。ハイパーインフレにさえ頭に入れておけばオーケーです。カンタン。

そのことを言うと数年前にギリシャが債務不履行(デフォルト)になったので「政府がお金を刷りすぎるとギリシャみたいになる」説が叫ばれるのですが日本は独自の通貨を持っているのでソンナコトナイヨって感じです。しかしPB黒字化目標はこのコロナ状況下であっても2025年までの達成目標として揺るぎません。


ではなぜでしょうか。手短に言うと財務省が絶大な力を持っているからです。財務省が他の省庁の予算決定権を持ってるからこそこの力があるんです。各省庁お金が欲しいから逆らえません。政府もしかりですね。あと国税庁が財務省の傘下にあるのもヤヴァイです。税務調査してしまったら企業も政治家も普通にしょっ引けますからね。大体詰めればボロは出てくるそうです。ヤヴァイですね。そんなわけで財務省の力が強いってわけです。



僕はまだ三橋貴明さんなどの反緊縮派の意見しか聞けていないので意見がめちゃくちゃ偏っているのですがそれでも私はこの緊縮財政には問題をはらんでいると思います。だから今回こんな感じの論調になってしまいましたね。

まぁ何が言いたいかって言うと皆さんもこういったことを知ることで色々見えてくることも多いと思うんで興味をもって調べましょうってことです。社会から2連続で政治的な投稿になってしまいましたがもっといろんなテーマで書いていこうと思いますね。ケープタウン初日で走馬灯を見た話とか。

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