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パラレルキャリアを目指そう! ~準備編Vol.1 ~

おはようございます。
布施です。

昨日は、「パラレルキャリアを目指そう!」ということで、発信させていただきました。
本日から「パラレルキャリアの準備編」として、私自身が行動したことを数回に渡り、お話していきます。
では、早速いきましょう!

結論から言います。まずは、「複数の転職サイトに登録」することから始めましょう。新卒で入社して1度も転職を経験したことがない人が45%前後です。つまり2人に1人は、転職を経験したことがありません。私と同世代の40代や50代は、特に転職経験が低い傾向にあります。

認識相違が無いようにお伝えしますと、転職を促しているのではありません。ただ、マーケットでの自分の価値を知るには、転職サイトに登録することが、1番客観的に自分の市場価値を把握することができます。
なんとなく後ろめたい気持ちもあると思いますし、人事に知られたらどうしようという気持ちも分かりますが、まずは現在の自分の価値を知ることが、とても重要です。(私も登録するまで数週間悩んだ記憶があります汗)

最近ですとビズリーチさんは、転職意向がなくても登録を促す広告を打ったりしています。実際に私も転職意向は全くありませんでしたが、複数の転職サイトに登録をしました。リクルートさんやハイクラス求人系でした。

様々なレイヤーの転職サイトがあります。

登録する過程で、3つの意外な発見がありました。

1,自分のキャリアの棚卸ができていない
2,自分の強みが明確化できていない
3,自分に市場価値があるのか不安になる

どれも会社で仕事をしている時には、意識する必要も無いことですが、登録する中で、どれも意識せざるを得ない内容ばかりです。
日本は特に雇用の流動性が低いです。一方で、雇用の流動性が企業業績に与える影響に関する推計結果では、企業や業種によっては、企業業績が向上する傾向もある。

私は、その時、会社内ではそれなりの立場と収入を得ていましたが、社外に出ることの漠然とした不安を感じたことを今でも覚えています。
これだけ変化の激しい時代、今所属している会社がどうなるか、たとえ大企業だとしても一寸先は闇の世界です。会社が消滅することはなくとも、40代以上のリストラ(早期退職や希望退職)は加速傾向にあります。
そんな悲しい未来を予測したくはありませんし、自分には起こらないと思うかもしれませんが、それは誰にも分かりません。

なので、キャリアが順調な時にこそ、転職サイトへ登録する意義があると個人的には思います。
そして、パラレルキャリアを目指す上でも、自分の市場価値を知ることが、とても重要となります。

パラレルキャリアの第1歩は、自分の市場価値を知ること。

副次的に、私は転職者の意思や転職フローを知ることができました。簡単に説明すると、私は今まで中途の採用面接を500名以上実施した経験があります。履歴書や職務経歴書に目を通した数は、正確に数えたことはありませんが、5,000名を超えているかもしれません。

実際に自分が転職サイトに登録すると、目の前の中途面接者は、こうやってこの面接に来ているのかということが明確になりました。今まで実施していた中途面接が、より重層的になり、自分との対比だったり、相手の不安を理解することができたり、様々なことを知る貴重な機会になりました。
今回は、ここが本題ではありませんので、これくらいにしますが、やはり一つでも行動することで、新たな発見や気づきというのは、生まれますね。

話を戻しますと、
・キャリが順調な時にこそ、転職サイトに登録する
・自分の市場価値を知る

たったこれだけでも、パラレルキャリアを目指す目指さないは別として、十分に価値があります。
新橋の飲み屋街で上司の愚痴を言う前に、転職サイトに登録する方が、遥かに生産的です。

新卒で入社した方も、数十年前に転職した方も、パラレルキャリアを目指す最初の一歩は、ここからがスタートになります。

明日は、転職サイトに登録する際に、必ず必要になる資料がありますので、そのことについて、話してみます。

では、また明日。
今日も自分らしくいきましょう!
人生一度きり!

株式会社JapanGroove
代表取締役社長兼CEO 布施卓人

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