音楽とコミュニティの話
2022年5月2週目 第282回
毎週日曜の人生一度きり配信
今日は、音楽とコミュニティの話。
昔々、私は音楽少年だった。
生粋の音楽バカだった。
歩くこと、食べること、人と話すこと、旅すること、恋すること、お酒を飲むこと、24時間、音楽の為だけに生きていた。
幼稚園からピアノを習い、小学生でバイオリンを習い、小学5年でギターを購入し、小学校の卒業文集には「シンガーソングライターになる」と書いていた(歌う気だったのか?!)。
中学1年生でYAMAHA SY55というシンセサイザーを購入し、本格的に作曲を始めた。その後、高校2年生でAmuseに所属し、21歳でCDデビューし、28歳くらいまで作詞作曲していた。
一緒にデビューしたのは、ボーカルのTAKAEという大学で出会った女性。出会って既に25年経過した。
そんなボーカルと今週久しぶりに、今後の活動についてMTGした。お互い10代だったが、今はお互い40代。
ボーカルは、3人の子育てしながら働くワーママだ。私も子供が3人いるので、2人合わせるとなんと6人の子供がいるということになる。人生なんて本当にあっという間である。
一緒に活動していた約10年間は、良い時もあれば、辛い時もあった。全体としては辛い時の方が多く、いつも喧嘩ばかりしていた。そして、いつも慢性的にお金がなく貧乏だった。
そんなボーカルと音楽の話をしていると25年前と変わらない気持ちになる。お互いに音楽が純粋に好きで、何かを表現したい。音楽を生産したいという純粋な気持ち。
そして、ここからが本題。
本気で苦難を乗り越えた人って、何年たっても時空を超えられる。これは、ビジネスでも、友達でも、結婚でも、同じだと思う。楽しい時間を過ごすというより、どちらかというと苦しい困難な時期を一緒に乗り切った人とは、時空を超えられる。
私にとってのボーカルは好むと好まざるとに関わらず、一生付き合っていく大事な友であり、仕事仲間であり、同志なんだと思う。そして、そんな出会いと現在も続くこのコミュニティに心から感謝する。
翻って、色々な分野でのコミュニティを持っていることの重要性を痛感する。
会社だけのコミュニティ、ある分野だけのコミュニティ、ある業種業態だけのコミュニティ、そのような限られたコミュニティだけに所属するのではなく、全然違う分野や領域のコミュニティを形成し、緩やかに持続するというのは、とても重要だと思う。
ボーカルとMTGをしていると全く別の世界や視点を教えてくれる。今の私が関わっているビジネス領域とは全く違う世界があることを教えてくれる。そして、シンプルにとても勉強になる。
また、ボーカルと喧嘩しながら、ぼちぼち音楽活動も始めていくことにする。お互い仕事に子育てにと忙しいですが、だからこそ歌える歌もあるのかもしれない。
今週もゆるッとこの辺で。
では、また来週お会いしましょう。
-----
JapanGroove Inc.
https://japangroove.co.jp
Twitter
https://twitter.com/takahito_fuse
Instagram
https://www.instagram.com/takahitofuse_official
note
https://note.com/takahito_fuse
Linkedin
https://www.linkedin.com/in/takahito-fuse-09770389/
ClubhouseID : @takahito_fuse
-----
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?