見出し画像

骨伝導ヘッドフォンAFTERSHOKZ AEROPEXがもたらすUX

11月末、Agile Japan 2020の運営事務局からプレゼント当選メールが来た。ちなみにこのプレゼント企画、オンラインブースを回って各スポンサーの資料をダウンロードすればするほど当選チャンスが上がる、というもの。私はプレゼント欲しいし、他の会社さんがどういうサービスをやっているのかというのも気になって全資料ダウンロードした。Agile Japan 2021はこれをお読みの方で参加されるなら是非スポンサー資料かき集めて欲しい。なぜなら資料が興味深いのはもちろん、プレゼントとして頂いた「骨伝導ヘッドフォン AFTERSHOKZ AEROPEX」が最高だったから。

骨伝導ヘッドフォンって知ってる?

超シンプルに言ってしまうと、音は振動なので頭蓋骨を揺らして内耳の鼓膜を揺らし音を届けるのが骨伝導ヘッドフォン。そんな脳を揺さぶるような代物大丈夫なの?と思う方もいるかも知れないが自分の声で普段から揺さぶっているのと同じらしい。安心だ。通常のヘッドフォンと異なり、頭蓋骨を揺らすので、耳に装着せず耳横の側頭骨にセットする(以下画像は公式HPより借用)。

画像1

耳がオープンなので骨伝導される音と同時に外音が普通に聞こえる。そのため、メーカーであるAFTERSHOKZはスポーツ利用を想定し、アスリートをアンバサダーとして紹介したり上記画像のようなイメージが全体的に多い。今回頂いたAFTERSHOKZ AEROPEXもパッケージングがそんな感じで、"SPORT BELT"なるピッタリ肩掛けできるミニマルかつスポーティーなバッグが付いてきていた。

ただ、私はアスリートではない。走らないし、泳がないし、踊りもしなければヨガもしない。リングフィットが続けられない程度の男だ。最初その雰囲気から「メルカリ」の4文字が過ぎらなかったら嘘になる。未開封の方が良いのかなんて葛藤を抱きながらでも骨伝導体験したこと無いし……一旦装着しスマートフォンとのペアリングを済ませYoutubeでお気に入りのバンドの曲を流す。

「WOW」って言いたくなるぐらいまず感動する。聞こえるし想像以上にクリア。ギターの弾きはじめと余韻も聞き取れる。低音は充分聞こえはするけど、低音的な響きがないくらいが欠点か。ギターのみのアコースティックな曲だと気にならない。今回は音質がメインのトピックではないので、一言でまとめてしまうとBGMユース的に音質を求めすぎないなら充分。知り合いで試してみたい人いたら持っていくのでぜひ声をかけてほしい。

で、私のUX。

アスリートではない私だが、とりえあず一日このAEROPEXを装着して過ごすことにした。めちゃくちゃ軽いので重さは気にならない。つけたことないけどカチューシャってこんな感じなんじゃないだろうか。違うか。

この日は嫁が資格の試験勉強をするということなので、昼と夜ご飯を作った。普段から自分が作る時はYoutubeで勉強系のコンテンツを見るのが好きなのだが、このユースケースにおいてAEROPEXは最強だった。普段からBluetoothイヤホンを使ってワイヤレスの便利さは享受していたのだが、よく沸騰した時の音を聞き逃すことなどが多く焦げ付かせたらまずいものを作る時は片耳とかにしていた。片耳イヤホンしたことある人ならわかると思うが、片耳は片耳で違和感がぬぐえない。それらがすべて解消する。

さらには、当たり前に嫁との会話もできる。最近noteを書く時も音楽を聞きながらリラックスした状態で書くことが多いが、見方によってはコミュニケーションを拒絶してしまっているような格好が個人的にも気になっていた。それも解消する。夫婦間コミュニケーションにも役立つAEROPEX。良いね。

あとは来年控えている子育てにおいても、その有用性は期待できる。未来のわが子が泣きじゃくったり何か異変が起きてもすぐ察知できる。AEROPEXなら子育てにも協力的な夫でいられるのだ。

目の前の問題としてはテレワーク用としても充分すぎるぐらい使える。マイクの品質を試したところ、多少口から遠いためハッキリ話す必要があるが家の中なら特に問題ないだろう。なにより良くありがちなイヤホンしているせいで普段よりバカでかい声を出してしまう恥ずかしい状況が骨伝導ヘッドフォンなら回避できる。

親愛なるAFTERSHOKZさまへ。

AFTERSHOKZは上でも述べたとおりアスリートに対するプロモーションを中心にしているように見える。だが、今回私が得られたUXのようなユースケースをもっと集めてみてはどうだろうか。なぜなら、アスリートの数よりは私のような凡庸な人間の方が多いはずだ。骨伝導がオープンイヤースタイルであることは安全性だけでなく、コミュニケーションの壁を取り払う。今の時代、ヘッドフォン・ヘッドセットを介したコミュニケーションの重要性は歴史上最も高まっている。

イヤホンをしている人に対して喋りかけるのを躊躇したことがある人は多いだろう。最近のテレワーク事情だとなおさら増えているのではないだろうか。別に集中したいわけでも話しかけられたくないわけでもないが、私も結構仕事中でも動画や音声を聞いたりするので少し悩んでいた。こういったオフィスユースに骨伝導ヘッドフォンは新しい可能性をもたらしてくれる気がしてならない。

最新機種が骨伝導ヘッドフォンでなくヘッドセットになっていることから、AFTERSHOKZもその可能性に気付いているとは思う。ただ、最初の1台としては手に取りづらい値段と性質だ。そして、骨伝導の良さは私のように実際に使ってみて初めて分かることが多い気がする。私に出来ることはこうやってその凄さを広めるためのnoteを書くぐらいだ。

最後に、こんな面白くすてきなプレゼントをくださったAgile Japan 2020運営事務局のみなさまありがとうございました。この記事で少しでもスポンサー資料のDL数が増えることを願っています!

よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは書籍やテック・アジャイル関連のイベント参加などに使い、レビューの公開をお約束します。