クリエイターという名の低単価労働者にならないでね!
デザインや制作の仕事など、クリエイティブな仕事はなんとなくカッコいいイメージがあるみたいですね。
他にも、自由な時間に仕事ができたり、服装や髪型も自由。
そして、自分の表現や感性が形になり喜ばれることがクリエイターにとってなによりのやりがいですよね。
でもですね、多くのデザイナーや編集者はクリエイターという名の労働者になってしまいがちです。
荷物の積み下ろしのような肉体労働ではありませんが、クライアントの言われたまま作業をする便利屋さん。
割り切ってそのポジションで仕事をしているデザイナーさんもいると思いますが、本業としてクリエイティブな仕事をするならそれはおすすめできません。
僕は自分の時間単価を1時間6000円以上に設定しています。
例えば広告クリエイティブの案件が入り、SNS広告用の画像を5パターン作る場合、プロモーションコンサルに1日、撮影に1日、編集制作に3日、合計日数は5日になります。
1日8時間として40時間です。時間6000円で計算すると、見積金額は24万円。
撮影と5点の広告画像で24万?と高く感じる方もいるかもしれませんが、これは最低金額です。
リサーチや戦略を必要とする難しい案件は倍の48万円以上になる場合もあります。
高い仕事と安い仕事、何が違うのか?
安い仕事はクライアントからみて「作業代行」でしかありません。
高い仕事は「プロジェクトリーダー」であったり「専門知識や技術を要する業務委託」です。
タイトルでもお伝えしたように、作業代行は肉体労働となんら変わりませんから、単価は安ければ安いほど喜ばれます。
喜ばれるけど、デザイナーやクリエイターは時間と体力を消耗してしまう。
高い仕事は作業代行ではなく、そのプロジェクトの中心人物です。
思考、発想、分析力、インスピレーションなど、その人がいなければできない仕事です。
この違いが理解できると、クリエイターとしての成功の道筋がイメージできるはず。
とにかく低単価労働者にだけはならないように。