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#381 真夜中の触れ合い

パソコンに向かい、椅子に座り続けての作業は全然苦じゃない。取材がなければ一週間やそこらは家から出ず、誰とも会わないこともしばしばある。ライター、最高。

必要なものも、不必要なものも、役に立つものも、どーかしていたとしか思えないものも、大体アマゾンが運んでくれる。年が明けてから7日が経過したけれど、その内の5日は、なにかしらをポチッとな。アマゾン、最高。

アマゾンって、配送状況を逐一報告してくれるでしょう?
「荷物は出荷されました」
「お近くの配送店へ到着しました」
「配達中です」

それを確認する時は、触れ合いの感覚がちょっと生まれる。
「お、早々に悪いね」
「大阪から夜通しで輸送? お疲れ様でした」
「朝っぱらからありがとう」
「あ、置き配でいいからね」

先行きの見えない原稿と、荷物の到着待ちが重なった時は、感情がもうちょっとほとばしる。
「よーし、どっちが早いか競争だ」
「負けないよ~だ」
「まて、まて~」
「キャハハ」
「ほら、つーかまえた」
「ウフフ」

ライター業とは、そんな日々。
僕が僕であるために、アマゾンがいて、僕がいる。
僕はだいじょうぶです。だいじょうぶですか?

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