リモートワークになってから入社した人はみんな「同期」と思って懇親会をした話
こんにちは!はじめてnote書きますよ!
今はオトバンクというオーディオブックの会社で人事総務を担当しています。飯田と申します。
人事の集まりに行くとやっぱり、リモートでの課題や施策の話になりがち。5月に実施したオンラインの「フレッシュ飲み会」について、やってよかったなと思えたので記念に書き残しておきます。
リモートワークの中で入社して感じたこと
わたしは中途で入社して約1年になりますが、フルリモートワーク、チームも少人数だとやはり孤独を感じやすい。弊社はSlackもGoogleDriveもWikiもオープン!だからコミュニケーションは問題ないよ!! とはいかないものです。残念ながら。
孤独っていうのは、メンタルヘルスをじわじわと悪化させ、組織のパフォーマンスを下げてしまう。食事・睡眠・運動、そして孤独対策がとても大切。
いろんな会社がきっとやってるだろうけど、オンライン飲み会をやろう、リモートランチ会だ、ゲーム大会だオープンな雑談ルームだー、と私たちもやってはきました。その時の楽しさはもちろんあるけど、よく知らない者同士だと気疲れもするし、間が持たないこともある。そして消えていく。
雑談の時間をつくる以前に「関係性づくり」
姿が見えず、空間を共にしないチャット中心のコミュニケーションだと、人間は太古の野生に生きた本能から、相手を味方だと判断するのが難しいらしい。
そんな生物学的にツラい環境で、組織をパフォーマンスさせていくためには、人同士の精神的な繋がりが大事になるわけです。ここには仲間がたくさんいるんだ!とカラダが認識する状態をまずつくる。
つながりが希薄な中で話す場だけつくっても、自分にバリアを張ってるし、そもそも相手のことを知らずに、何を聞いたらいいかなんてわからなくて当然。
相手との距離を縮めるためには?
あたり前のことだけどシンプルに、「自己開示」と「他者理解」ってことになる。
そういうバリューは会社にあるけど、なかなかできないんですよ。ってやつ。だから業務外の懇親イベントでやるんだよ!!
そして、自己紹介には濃さが必要。濃厚すぎるほどきっと効果は高い。入社時の30秒程度のあいさつにほとんど意味はないのです。もっと赤裸々に個性をたっぷり出して印象づける、そして相手に自分との共通点を一つでも見つけてもらう、そのプロセスが心理的な距離を縮めるためには欠かせません。
偏愛マップで自分という存在を可視化
社内にはプロフィールシートがもともとあって、自己紹介を少しは書いてました。だけど、人の個性を表現するのは数行の情報で足りるはずはない!!
今回、『偏愛マップ』の考えをリスペクトして、イベント参加者にできるだけ情報量多めに、個性強めに書き出してもらいました。
困ることのないように、ネタ集も用意
出来上がりはこんな感じで人それぞれ。
積極的に関わることが、人を何よりも楽しませる
開催に際して、目的やルールは明確にし、しっかり守ってもらうようファシリテート。これけっこう大事だったと思います。
始まってみればあっという間の2時間半。
自分の好きなことを語り、それを真剣に聴いてくれる人がいる。
そんな状況が楽しくないわけがない。
ただの自己紹介は30秒や1分でも嫌だったりするけれど、偏愛マップを使った自分語りは5~6分では物足りないくらいに短く感じるし、もっと聞きたい!って気持ちが残ります。これがすごくいいなと思いました。
ただの雑談会では間が気まずい、ってなったのに、偏愛マップを使うともっと話したい!となる。大きな価値があるのです。
イベント後のアンケートでは回答者全員が満足と言ってくれていました
・オンラインで一定の大人数だったのに、終始楽しく過ごせた
・一緒に仕事している人でも興味あることって知らなかったりするので知れて楽しかったです!
・やはり、参加メンバーについて知れたというのが大きいです!
こういう人達と一緒に仕事ができているんだと思い、会社にいる実感が湧いてきました。
・オンラインでの会話ということで、発言タイミングなどが難しいことはあるのですが、
その中でも「発表する人が決まっている」というのは自由に発言していいという状態より
交流しやすかったです。
・一次会は自己紹介に終わり、話し足りない感があった(結局二次会したのでよし)
ちなみに、「フレッシュ飲み会」というタイトルは、リモートワークの体制になってから入社したメンバーは、みんなまだ入社したてのフレッシュ同期だよ!ここから仲良くなっていこう! という意味を込めて付けています。
この一日で劇的に何かが変化するわけではないだろうけど、こういったことの丁寧な積み重ねで組織は変わっていくんだろうと思います。
誰かの何かの参考になれば幸いです。
noteを使ってみる練習がてら。ありがとうございました。
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