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「写真と文学」 - 世界を視るメディア

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2017年初夏からインプレス社刊行のデジタルカメラマガジンにて連載していた12回分の記事をまとめたマガジンに、その後似たようなテーマで書いた文章を追加してます。
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2020年6月の記事一覧

便宜上付与された壊れたスイッチとしての「私」(あるいは「作家性」と「物語性」について)

便宜上付与された壊れたスイッチとしての「私」(あるいは「作家性」と「物語性」について)

1.幽霊として古い写真仲間が時々僕のことを「たっくさん」と呼んでくれます。とても古い名残。写真をオンラインで投稿し始めた頃、今とは違って本名は使っておらず、タック・バルキントンという名前でやっていました。ちょっと恥ずかしい過去なんですが、10年近く前に、ふとした思いつきで数秒で決めたその偽名で今でも呼ばれることがあるのは、とても不思議な気持ちです。

それはそれとして、その名前の由来について、まず

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