見出し画像

今度こそiPad第11世代(以降)はApple Pencil第2世代に対応する可能性を考える(予想)

iPad専門家のらずたかひろです。

今週は新型のiPad AirとProが発売され、1年半ぶりの沈黙を破りましたが、まだアップデートがされていないiPad miniとエントリーモデルである無印iPadが残っていますが、そのうち無印iPadにピックアップ。

新しく出た「Apple Pencil Pro」登場も、4つのペンシルが混在している現状に。


これじゃあ知識ない人は何買えばいいかわからんやん…

2023年はiPadのハードこそ出ませんでした。ですが去年はApple Pencil(USB-C)という、機能を削った分比較的安いエントリーのApple Pencilが登場しました。そして今年の5月に、新型のiPadと同時に出たのがApple Pencil Pro。高機能化されて第2世代よりパワーアップしましたが、このPencilは今回出た「iPad Air(M2)」と「iPad Pro(M4)」のみでしか対応していません。これまでのベゼルレスiPad(無印第10世代を除く)は対応しておらず、ほぼ第3世代みたいな位置づけになっています。
その一方Apple Pencil 第2世代はiPad Air 第5世代、iPad Pro(M2)まで、そして現在も販売されているiPad mini 第6世代で使用可能。逆に新型iPad AirとProでは互換性がなく。使い回しができなくなっているのです。

一方、Apple Pencil(USB-C)は廉価の純正Pencilで、ベゼルレスのiPadであれば今回出た新型も含め全モデルが使えるのがポイント。しかし廉価なので機能を削っている点に注意。ワイヤレス充電には当然対応しておらず、絵描きにとって重要な機能の一つでもある筆圧感知が使えない点に注意が必要です。

残る一つ…Apple Pencil 第1世代。これはかつて販売されていたLightning搭載iPad専用に販売されていたペンシル。2015年に初代iPad Proと同時に初めて登場し、以降旧モデルのホームボタン付iPad専用のPencilとして使用できる。当時のiPadの仕組みだとワイヤレス充電ができるような形状もしておらずPencilの後ろにキャップがありそこからiPad本体経由で充電するという狂ったデザインで有名。
現在はホームボタン付iPadは販売していない。


え?販売していないならなんであるのかって???


ご存じの方はお察しください。
実はベゼルレス、USB-Cになった無印iPad第10世代はApple Pencil(USB-C)とApple Pencil 第1世代でしか対応していない。しかも第10世代の発売当時はApple Pencil 第1世代しか選択肢がない上にポートがUSB-Cになったのにもかかわらず専用のアダプタを使わないと充電できないという点があった。
勿論これは教育機関にとってはPencilと同時に買い替えする必要がないというメリットがあるため何とも言えませんが、この当時SNSはAppleファンでさえも批判の的。
でもなぜApple Pencil 第1世代がラインナップに残り続けているのかというと、Apple Pencil(USB-C)で挙げた筆圧感知は第1世代では利用可能だからです。
今回のイベントが開催されるまではiPad 第9世代が廉価モデルとして販売継続していましたが、その後販売終了。言われてみればApple Pencil 第1世代ってホームボタン付のiPad専用っていう印象だったために販売終了してもおかしくなかったのでしょうが、第10世代は第1世代も筆圧感知を使う前提で残しているのでしょう。
とはいえ絵描きであればAir以上を選ぶはずなので何とも言えません。無印iPadはディスプレイのグレードがAirより低い。Air以上とminiはフルラミネーションディスプレイという構造が採用されています。カバーガラスとディスプレイを一体化しディスプレイとガラスに生まれるスキマが減るのですが無印iPadはそれがないため絵描きには最適ではないのです。

今後どうなる?第11世代 ※予測が入ります

Apple Pencilのラインナップが4つという現状もこの半年後の姿がどうなるのか注目。特にiPadは今年後半は無印とminiのアップデートが控えている可能性があるからです。

iPad mini 第7世代はApple Pencil Proへ?

iPad Proももちろん対応しましたが、iPad AirにもApple Pencil Proが使えると考えれば、iPad mini 第7世代もその流れでApple Pencil Proが使えるようになると考えられます。
第6世代でフルモデルチェンジを行ったのでチップのアップデート位にとどまると思われますが、Pencilのアップデートも可能性はあるでしょう。

iPad 第11世代はようやく世代が上がってApple Pencil 第2世代が使えるように?

これもあり得なくはない話でもあるしほとんどの人が実現してほしいと思いますが、いよいよApple Pencil 第2世代になるのでは?と考えられます。
Apple自身おそらくコスト増で対応したくなかったと考えられる人も少なくはないと思います。でも実はiPad 第10世代では初めてフロントカメラの位置が変わったからApple Pencil 第2世代が対応しなかったのでは?という可能性があったからなんです。

iPad 第10世代ではカメラがランドスケープの際上に行くようになった。

Pencilの充電ユニットとカメラが干渉していたから載せれなかったのか、普通にコスト増だから削ったか…それは不明なまま。

このカメラ位置の変更は今回発売されたiPad AirとiPad Proでも継承されたが、これが本当なら充電ユニット問題どう解決したのか?それがこちら。


iPad Air


iPad Pro(TrueDepthカメラ)

お分かりですか?
実はカメラとマイクがそれぞれ左右寄りに配置されているのです。つまり中央ではない。
ユニットを避ける形で搭載されているため、問題を解決したのではと思っています。

因みに、iPad 第10世代とM2のiPad Proが当時一緒に発表されたのですが、カメラの位置変更はiPad Proではこの時点で行っておらず、珍しくiPad 第10世代が先行して変更したのです。本来Proで先行して搭載とか変更をするはずが、Proは横向きのカメラにならず従来のモデルの仕様を引き継いだのです。
なのでPencilの理由もあって無印が先行してカメラの位置を変えたのでしょう。

Apple Pencil 第2世代もほぼ旧機種専用になったため、コストの心配もないはずなので、エントリーモデルである無印iPadに流れるのも可能性は高いし筆圧検知を使う理由だけしか残っていないApple Pencil 第1世代も残す意味もないです。(それでも絵描き用はAir以上をオススメしたいが…)
また、Apple Pencil 第1世代に搭載されているLightningもEUによっていよいよ規制されつつあり、ラインナップに残すだけでもEUによる圧力で販売できない未来もあると思われます。

余談:例のApple Pencilアダプタの謎が発覚


散々に言われているUSB-C - Apple Pencilアダプタ
!?

一体どういうことなのでしょうか…謎です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?