見出し画像

iPad Air(M2)のM2チップは、MacやiPad Pro(M2)のチップと同じではないことが判明【ぱどらばニュース速報版】

海外のApple系サイトでiPad Airに関する情報が新たに出されたのですが、その情報がスペックにかかわることが分かりました。

それはiPad AirのM2チップは9コアのGPUを搭載していたということ。
えっ?って思う方もいるでしょうし、カタログスペックを見ると10コアのGPUを搭載しているように見えます。
しかし、突如アメリカの公式サイトでその情報が修正され、iPad AirのGPUは1コア少ない9コアであることが判明。

日本含む米国外のサイトでは10コアGPUと記載していた。
先に変更された米国サイト。確かに9コアだ。※日本公式サイトも後に変更

当然性能が本来より低いということで、本来の性能より低いことになるわけでアプリケーションの動作には影響はないかもしれませんが、その一部に影響が出ることはないとは限りません。

何故こうなった?
あくまでも予測だが…

おそらく、M2であるSoCの歩留率とiPad Pro(2022)の明確的な差別化をしたかったがために行なっていたのではないかと。当初iPad Airは9コアGPUとして売り出すつもりだったのでしょう。
実はAppleは過去にもiPadのGPUで似たようなことがあったことがあります。初のベゼルレスになったiPad Pro 2018年モデルとカメラが増えた2020年モデル。この2つのSoCは実質同じなのだが、2018年モデルのA12X Bionicは7コアGPU、2020年モデルのA12Z Bionicは8コアGPUになりました。しかし、A12X Bionicはもともと8コアGPUを搭載しており、そのGPUを1コア無効にし7コアにしていました。歩留率を向上することでリソースを削ぐことが可能です。

今回の事案は以前と逆のパターンになっていますが、これは珍しいことではないしApple以外でも行なっていたこともあります。
iPad Air(M2)も本来は10コアのGPUを搭載しているが、1コア無効化して生産性を向上したかったのと、iPad Pro(2022)との差別化で同じ性能を避けたかったのかもしれませんが、その途中で手違いがあって9コアとして記載するはずが10コアとして記載をしてしまったのではと予測しています。

ちなみにベンチマークの結果でも確かに性能がProより低めらしい。(誤差かもしれないが)

最近のAppleはおかしすぎる(今に限ったわけではないが)

既に6月になって、iPad Airも顧客の手元にあるはずなのに突如性能を下げてきてしまったことは顧客の失墜につながってしまったことをしでかしています。コンピュータに強い人であれば気になることは間違いなし。これが公式声明も出して適切な対応をすればまだ許せた話(正直性能も十分だし)。
でもAppleはこの件についてをダンマリしているのです。つまり無口を貫いており何も説明してないのです。

Airも十分高い値段するのにも関わらず、性能問題で説明なしには黙ってられない。というか最近顧客をナメているとしか言いようがないです。
iPad歴10年以上ですが流石にやりすぎたことをしています。

iPad Proのプロモーションの倫理観の無さの問題もあってあれをOK出したのも理解不能だし、何なら今回のはプロモーション以上に問題なことをしていると思います。
アメリカだと訴訟大国の国です。スペックの偽装だと集団訴訟に発展することもあるみたいなので、説明をしてもらわないと訴訟待ったなしだと思われます

ソース

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?