GFX50Rと2本のレンズ
昨年末にGFX50Rを導入してしばらく使ってみたのでレビューというか所感を。購入までのエピソードとか長くなったのでカットしました。
写真を見ていってください。
GFX50R / GF80mmF1.7
換算63mmはこれまで使ったことのない画角で使い始めはしっくりきませんでした。
大きいし重いです。最短撮影距離70㎝と寄れないので、付けっぱなしの標準レンズとして使うには結構ストレスを感じます。
AFが遅いと言われてますが初期のXシリーズでXF35/1.4を使ってる感覚に近いかも。フォーカスを合わせるたびにグイングイン音がするのも同じです。
まぁちゃんと使えます、いやでもやっぱり遅いな。
あと大きいし重い(とても大事なことなので2回)
GFX50R / EF50mmF1.8
みんな大好きなキヤノンのあれ。電子マウントアダプターはViltrox製を使用。最初は1万円くらいの怪しげなアダプターを購入しましたが初日で壊れました。個体差もあるようで「接点のピンでレンズが傷ついた」なんてレビューも見かけたのでアダプターに関してはケチらないほうが良さそうです。
GFXで使うと換算40mm。
軽い、AFがそこそこ早い、安い。GF80mmの弱点を上手いことカバーしてくれるので、家の中やちょっとした外出ではこちらを使うことが多いです。
実質GRⅢx
フルサイズ用レンズですが、何となくフルサイズで使うより雰囲気のある写りになる気がしますがどうでしょう。
周辺の光量落ちはありますが、lightroomでプロファイルを当てると補正可能で6:7くらいで使えば気になることは少ないと思います。
寄れます。
次回はオールドレンズのことが書きたい(時期未定
元々好きなレンズでしたけどGFXで使うようになってさらに好きになりました。
フルサイズとの差
おそらく多くの人が気になってるのがフルサイズとラージフォーマットの写りがどの程度違うのか、という点だと思います。
あくまでGF80mmだけ使った感想ですが、フルサイズとの違いは確かにあります。けど劇的な差は無いかなと。
例えばAPSからフルサイズに乗り換えた時って、大体の人が「フルサイズすげー」となると思うんです。でもフルサイズからGFXへの乗り換えではそこまでの感動は感じませんでした。
GF80mmは確かに良い。でもボケ量や立体感に関してはフルサイズとF1.2のレンズとそこまで変わらないでしょう。加えてフルサイズのほうがボディもレンズも小さく、特にAFの挙動でストレスを感じずに撮影に集中できると思います。
なので「GFXを買った方がいいですか?」と聞かれたとしたら
「そのお金でフルサイズの明るいレンズを買いましょう」と私は答えます。
結局自分で使わないとわからないこともある
とは言っても気になる人は結局自分で使うまで「いつかGFX使ってみたい病」に苦しむことになると思うので、悩んでるくらいならさっさと買うのも良いかと思います。
弱点は多いけど、シャッターフィールとか手に持った質感とか琴線に触れる方にとっては刺さるカメラだと思います。大きいセンサーってだけでロマンありますからね。
私は本当に手に入れて良かったと思っています。
機材をころころ変えることに定評のある私ですが、今のところ手放す気はないです。
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