ビールタンク

 埼玉県飯能市にあるレストラン「CARVAAN」、クラフトビールが売りのお店でホームページ(https://hanno.carvaan.jp/)には「ココにしかないクラフトビールと世界の料理、人との出会いがCARVAANにはある。」と書かれています。ビール好きの私にはそこばかりが引っ掛かりますが、お洒落なお店で、他にも売り文句が沢山あるはずです。

 実はこのレストランを運営する株式会社FarEast様とは20年近いお付き合いで、この度、ビールの醸造工場を増築されるとのことで、輸入のビールタンクのデバンニング、保管、現場への配送をご依頼いただきました。

 40フィートの海上コンテナが3本、2時間おきに入ってくる段取りでデバンニング作業を実施、海上コンテナはバンニング、つまり積込作業が終わるとシールと呼ばれる金属のピンのようなものでロックされるのですが、久しぶりの作業だったのでそのシールを外す作業ちょっと手間取りました。

 そんな情けない状態でしたが、なんとかコンテナを開けてデバンニング、つまり荷降ろし作業です。大きなタンクですので、フォークリフトで降ろすのが基本、コンテナの奥に入っているものは、同じくフォークリフトでコンテナの開口部まで引っ張り出して荷扱いします。作業はこんな感じです。

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 こんな感じでどんどん並べていきます。コンテナ1本目は若干作業に手間取りましたが、要領をつかんだ2本目からはスムーズに行けるかと思いきや、そんなに甘くはありませんでした。背の高いタンクを引いて開口部まで出してフォークリフトで持ち上げたわけですが、タンクの上部がコンテナの天井ギリギリだったのです。開口部は天井から若干下がっているので、その部分がネックになっていました。なるべくフォークリフトを上げずに出そうとするわけですが、結局開口部のところでコンテナに直置きをしてもこんな感じでした。

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ちょっと分かりづらいかと思いますが、写真の上側がコンテナの上部、下側がタンクの上部ですが、タンク上部のフックの部分が引っ掛かるのです。こんな状態を、ああじゃないこうじゃないといろいろやってみてなんとか取り出すことが出来ました。


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こんな感じでどんどん倉庫に入庫していき

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 こんな感じでタンクの他、周辺の部材も含めてスッキリと片付きました。上手いこと作業が進めば、もう少し撮影が出来たのですが、中々スムーズに進まず、私自身もフォークリフトに乗りっきりだった中で、終わる寸前のものを動画撮影できました。

  作業をしながら、「このタンク全部呑み干せるかなぁ」なんていう不謹慎なことを考えてしまいましたが、なにはともあれ株式会社FarEast様、作業をした社員の皆様、ありがとうございました。

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