クライマックスシリーズ1stステージ

　プロ野球、クライマックスシリーズ1stステージ、セ・リーグは我らがカープがDeNAに連勝してファイナルステージ進出を勝ち取りました。

　初戦、DeNAの先発は東投手、カープの先発は床田投手です。どちらも好投手、その通りの投手戦となり、5回までは0-0でした。6回表に宮崎選手に2ランホームランを打たれ先制を許します。この展開での2点差はかなり厳しいところですが、続くソト選手にもヒットを打たれると、床田投手を諦めて大道投手交代します。この辺りの切り替えの早さがシーズン中と違うところ、短期決戦らしいですね。大道投手が見事に後続を断ちました。

　その裏すかさず反撃に出て西川選手の犠牲フライで1点返します。その後、守っては大道投手から矢崎投手、島内投手とつないで無失点です。8回裏、崩れる気配のなかった東投手が先頭のデビッドソン選手に四球を与えます。代走に羽月選手が出て、続く矢野選手が送りバントを決めました。続く菊池選手のところ、初球から盗塁、これはだれも予想していなかったようですが、プレッシャーの中良く走ってくれました。一死三塁となり、菊池選手がスクイズを決めて同点です。ヒットなしで同点に追いつくなんて、新井采配素晴らしいです。

　延長に入ると九里投手を投入、その九里投手がピンチを招けばターリー投手に交代、ベンチに残っているのは投手2人、野手3人という状態で、まさしく全員野球でした。最後は秋山選手が決めて、サヨナラ勝ちです。守備位置の問題とかいろいろ指摘されていますが、いずれにしても勝ちです。

　2戦目は自宅でゆっくり観戦できました。山本浩二氏が始球式でしたが、サプライズで観戦に来ていた鈴木誠也選手が打席に入りました。これも新井監督の演出なのだそうです。現地ファンは盛り上がったでしょうね。DeNAの先発は今永投手、カープの先発は森下投手です。初回、森下投手は大田選手にツーベースを打たれるも無失点。カープは今永投手に対して、菊池選手、野間選手が粘って17球投げさせ、西川選手も7球粘って8球目にホームランです。結局初回から28球を投げさせて、先制点を頂きました。

　しかしながら、森下投手は、無失点でしたが結構しっかり捉えられた打球多くちょっと心配な状態、今永投手はその後はスイスイと凡打の山を築いて結局球数は同じくらいになってしまいました。6回表、一死三塁で大田選手、牧選手を迎えるところで、ここでも森下投手をスパッとあきらめて大道投手に交代です。大道投手がしっかりと抑えて無失点で切り抜けました。1stステージMVPは大道投手で良いと思います。良いところで良い働きをしてくれました。

　少し長くなったので、明日に続きます。