広島アスリートマガジン2月号


 「広島アスリートマガジン2月号」を読みました。表紙は秋山翔吾選手。「2023年の覚悟」と題した巻頭独占インタビューです。菊池選手らとおちゃらけているイメージもあり、「球辞苑」なんかでも面白いことを言っている印象がありましたが、インタビューを読むとものすごく慎重で、落ち着いた印象を受けました。この時期ですから、景気よく「優勝します!」くらいのことを言ってくれるのかと思ったら「とにかく上位を狙うこと、まずはCSまで進んで日本一の権利を残しておくことが大切です。」と言った言い回しの一方で、「彼ら(若い選手)の頭の中には、リーグ優勝、日本一があるということです。そしてもちろん、僕の頭のなかにもあります。シーズンを終えたときに、そういう形で喜べるような1年になれば良いと思います。」とも言っています。まだ、周囲に遠慮しているような雰囲気も感じますが、開幕までにはそうした遠慮も払拭して、どんどん若手選手に良い刺激を与えてほしいものです。

 マエケンのインタビューもありました。もう35歳になるのですね。現在日米通算で156勝、200勝を目指していきたいとありました。昨年トミージョン手術を受けたそうなのですが、やっぱり手術を受けるというと、その後どうなるのやら心配になります。しかs、アメリカではトミージョン手術を受けている選手はたくさんいて、それによってキャリアを伸ばしている選手も多くいるのだそうです。日本ほどネガティブなものとして受け止められていないということでした。秋山選手とは同学年、秋山選手には2000本安打、マエケンには200勝を達成してほしいです。タイミング的に同じくらいになる可能性もありますので、マエケンがカープに帰って来て、同学年の二人が同じ年に達成して優勝なんて言うことなったらたまりませんね。いや、その前に優勝してもらっても全然かまいません。

 現役ドラフトでカープに移籍の決まった戸根投手のインタビューもありましたが、入団が決まって長野選手に連絡をしたのだそうです。すると、カープの関係者や選手からたくさん電話がかかってきたということでした。さすがは長野さんです。大野豊のコラムでも戸根投手を取り上げていましたが、「投げっぷりが良い」とのことでした。そういえば同じく久尾人から移籍してきた左腕の小野淳平投手も「投げっぷりが良い」と言われていたのを思い出して、懐かしい気持ちになりました。

 昨年のドラフトで入団したルーキーが入寮する際に持ち込むアイテムが紹介されるのは恒例なのですが、ドラフト4位の清水選手はなぜかシュノーケルを持参、海なしの群馬出身なので海絵のあこがれからなんて書いてありましたが、これには笑ってしまいました。高卒なので、じっくり身体を作って2~3年後に出てきたとkに、シュノーケルをどうしたのか教えて欲しいものです。

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