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長谷部の引退|4月17日【10km走るひと】

サッカーの長谷部選手が本日、今シーズン限りでの引退を発表した。長谷部といえば、日本代表キャプテンを長らく務め、40歳になった今でも、実力でブンデスリーガに出場し続ける鉄人だ。また、こころを整えるというベストセラーの本も出版していたり、セルフマネジメントにおいても超一流だと認知している。

そんな彼でも40歳で引退を決断し、指導者かクラブの中の人としてキャリアを変えようとしている。彼のコメントの中で、「出場していないと体に負担が大きい」という日本語訳があった。

一見、出場している方が体は疲れるだろうと思うのだが、その言葉の裏には、出れるか出れないかの序列で選手として来年があるかわからない状態でセカンドキャリアを意識しつつ身体に負荷をかけることがしんどいというのがあるのではなかろうか。

体力の絶対量は落ちるので、同時進行で2つのことを考えなければいけない。その状況が体への負担が大きいという意味なんじゃないのだろうかと思う。

何が言いたいかというと、どこに力を使うかを見定めるのが重要だということ。この決断の先に、きっと長谷部はセカンドキャリアも驚くほど素晴らしい結果を残すんだろう。

4月17日

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