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"せんたく"のコツ②選挙と弁当

こんばんは、おくざわ高広です。
さて、今日は「"せんたく"のコツ」シリーズの第二弾です。

1.選挙は弁当選び

先日書いた"せんたく"のコツ①では、政治家は「選ばれる」プロであることを書きましたが、選挙と言われてもピンとこないのが率直なところだと思います。

そこで、私がいつも、選挙とはコンビニでの弁当選びだと例えています。

今回の町田市長選挙では、6名の立候補者がいましたが、6者6様の個性があり、政策がありました。
安定した長期政権の現職市長は、いわば幕の内弁当。
自民党ベテラン都議は、老舗プロデュースのまんぷく弁当。
野党統一候補は、体に優しいいろどりコラボ弁当。
私はといえば、新進気鋭のシェフが手掛けたハンバーグ弁当。

と考えると、選択肢があることって素晴らしいなと思いませんか。

候補者である私としては、めちゃくちゃうまい弁当(政策)を用意したつもりですが、残念ながら三番手の売れ行きで終わってしまいました。
しかし、事前の情勢調査や手応えから想像するに、
一度は手に取ってもらいながらも、
悩んだ末に幕の内弁当を選んだ方が多かった

というのが実際のところかと思います。

2.味見なしで、おいしさを伝える難しさ

この背景を考えてみると、"せんたく"のコツが見えてきます。
今、社会は新型コロナやウクライナ情勢もあいまって、見通しの立たない挑戦よりも、目に見える安定を求めているように感じます。
そのような社会情勢にあっては、
今まで食べたことのないけど、たぶん美味しいハンバーグ弁当よりも
味の想像ができて、失敗しない幕の内弁当を選ぶ心理はよく理解できます。

さらに、町田では日本維新の会公認で選挙に出たのが約5年ぶりということもあり、選ぶ機会が無かったことも大きいかもしれません。
地域限定の弁当が突如として町田で売り出されたと考えたら、この5年間の努力の味を知る人は少ないわけですから、土壇場で選ばなかった気持ちも想像できます。

特に、市長や知事といった首長選挙では、たった一つの弁当しか選ばれないと考えれば、
最後の最後で新しい味を"せんたく"してもらうハードルが高いことをもっと意識しておかなければいけなかったですね。

3.まとめ

というわけで、敗因分析をしていくと、"せんたく"のコツが見えてくるような気がします。
もっとおいしい弁当をつくる(政策に磨きをかける)ことはもとより、
実際に味を知ってもらい、信頼を得る(政策を具体化する)ことや
味を伝える人を増やす(仲間を増やす)ことが重要になる
ということですね。

というわけで、
四年後は、今の倍くらいの人から選んでいただけるように、精進します。
そして、私の失敗が皆さんのお役に立てば幸いです。


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