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第7回 コンディショニングの極意

こんにちは
BodySchool日吉店 アスレティックトレーナーの小嶋タカヒロです

今回は疲労回復を目的としたコンディショニングの極意をお話ししていきます


パッシブレスト(受動的休養)

パッシブレストというと聞き慣れない人も多いのではないでしょうか?
まずはこちらのパッシブレストについて説明していきます

・パッシブレストとは?

パッシブとは「与えられる」というような意味があり、
与えられる休養が転じて受動的休養となります

自分以外の誰かの手を借りたり、機材を持ちいて身体の疲労回復を図るものをパッシブレストとしています

多くの方がイメージする休養というこちらの方法です

・種類

上記のことからマッサージや整体、鍼灸、物理療法、睡眠などがこれにあたります
いずれも第三者の手を借りてケアを行う必要があるものですね

・有効な場面

自分でコントロールできる範囲を超えてしまっている時や精神的な疲労も重なっている場合

こういった状態で自分でどうにかしようという気力はなかなか起きてこないですね

ですので疲労が続いている時気は思い切って人の手を借りるという手段をとってください

アクティブレスト(能動的休養)

続いてアクティブレストについてです

こちらはスポーツをされている方だと聞いたことがあるかもしれません
アクティブとは「行動的な」「積極的な」という意味があり、
「能動的休養」という意味になります

積極的に休養を取るというと進んで休むという風に捉えられがちですが、
実際には体を積極的に動かして取る休養のことをアクティブレストといいます

体を酷使した後は反動で体が固まってしまうという経験はありませんか?

例えば強度の高いウェイトトレーニングの次の日はガチガチになっていたり、車の長時間移動であったり、寝返りの打てない状況での睡眠など

これらは筋肉が動かすことができずにいわゆる固まってしまった状況

つまり「体を動かさないこと=疲れる」ということになります

なので疲れたからといってベッドの上で何もせずに寝て過ごすというのは実はあまり良くないということがわかります

なので体を動かして疲労回復を図るという手段を取ります

手段としては体を動かすことであればなんでもいいのですが、
ポイントとしては心拍数が上がりすぎない

(上がりすぎないというのは呼吸が困難になったり、動作の途中で息を堪えるような力み感が出ないようにするということ)

上記ポイントを押さえてください

組み合わせ方

おすすめとしては

ウォーキング→動的ストレッチ→静的ストレッチ→自重のトレーニング→ウォーキング→瞑想(メディテーション)

これを午前中に30分くらいでおこなうこと

そうすることで体は午前中に動くモードになり、
午後は徐々にトーンダウンし夕方から夜にかけてリラックスモードに変化してくれます

そうすることで生体リズムが整い、
夜の深く質の高い睡眠を獲得し心身の疲労回復につながります

まとめ

コンディショニングの極意ということで
コンディショニングの考え方や、種類、行う方法などについてお話ししました

いかに疲労回復を図るか?
というのは
いかに疲労を溜めないか?ということにもつながってきます

日頃、疲れが感じていないと思っても
集中力の欠如や忘れ物が増えてきたり、気づいたらスマホをずっと見ている
なんてことは体が疲れているサインです

こうなったら自分の体を労わることを積極的に行ってください!

自分で自分の頑張りを認めて、褒めてあげる
そしてしっかり休む

こうすることで自然と普段の生活から笑顔が増え
よりよい生活に繋がります!

それではよい1日をお過ごしください

BodySchool日吉店
アスレティックトレーナー
小嶋タカヒロ

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