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自分の才能を見つけるまで~コーチングセッションを受ける中でのプロセスと起きた変化~

ふと、自分自身が「才能を見つけるまで」のプロセスをまとめたくなったので、長文になる覚悟で、まとめてみようと思います。

※「才能」という言葉には色んな解釈があると思いますが、ここでは「結果が出ても出なくても、やり続けたいこと」のようなニュアンスで捉えています。

30歳になる直前、思い立ってコーチングセッションを申し込む

ちょうど2020年の12月ごろ、会社に入って5年目が終盤になろうというタイミング、部署異動から10か月ぐらい経とうと思ったタイミングで、7年ぐらいの関わりになる知人が、コーチングを開始するという投稿を見ました。

その投稿を見て、思い切って飛び込んでみることにしました。

※選んだ理由として、「コーチ自身が、コーチングを自分自身に適応して人生を大きく変革していく」というコーチのあり方をSNS上などで見ていたことが、大きな決め手となりました。

コーチングで起きた変化①自分自身の内向性を認める

コーチングの序盤、「呪い」となって自分自身を縛っていた部分がありました。それは、「自分自身は社交的にふるまわないといけない」といった呪い、社交的であることの憧れのようなものがありました。

このイメージをつくっていた出来事が中学生ぐらいの時にあったのですが、自分自身の内向性を認め、過去の解釈すら変わってしまうような経験をしました。

ゴール設定する上での落とし穴

上の話ともつながるのですが、ゴール設定する上での落とし穴に自分自身もはまっていた部分があったのですが、その1つが「黒歴史からの脱却」パターンです。

自分自身、以前はメンタルヘルスに執着があったのですが、それは「自分自身が幼少期に感じた生きづらさのようなものを、他の人に味あわせたくない」といったような理由の部分がありました。

ただ、それでは、「自分自身が生きづらかった」という過去の解釈が変わらない限り、その方向性でゴールに設定しても、エネルギーを発しないということに、コーチと話す中で気づきました。

「そもそも生きづらいと思っていた瞬間も、周りの同調圧力に負けずに自分の才能に生きていた」ということに腹落ちするところから、過去の解釈そのものが変わっていきます。

コーチングで起きた変化②会社の退職を決める

コーチングで重要になっていくのは、「やりたいことをやる」というのもそうですが、「have to(しなければいけないと思ってやってること)をやめる」ということがあります。

コーチングを受けて3か月程度、want toに生きることを本気で向き合おうとした時に、今の仕事でhave toの要素が強くなっていたことに気づきました。当時仕事の周りの状況変化もあって、退職するなら今、という風に直感を感じ、退職することを決めました。

※今やってる職業選択に縛られたくなかったので、収入ゼロになることを分かりながら、本業以外にもやっていた業務委託もすべて止め、仕事がゼロになりました・・

ただ、そのおかけで、自分自身のスペースが大きくでき、今後を模索する時間にあてることができました。

コーチングで起きた変化③京都移住を決める

コーチングをしていく中で、大きな気づきとなっていたのは、「いかに自分自身が多くの思い込みにとらわれていたか?」ということでした。

例えば、大きなものでいくと「20代・30代のような若い時代は、東京でベンチャー企業のような会社でキャリアを積んだ方が良い」といったことです。

京都に拠点を移すことを決める際も、最後の最後まで上記のような思い込みがブレーキをかけていたのですが、コーチとセッションする中で、自分自身にとって役に立たない思い込みであることに腹落ちし、京都に拠点を移す覚悟が定まりました。(拠点を移して2か月ほど経ちますが楽しくやってます。)

中核となる才能が腹落ちした瞬間

セッションを繰り返す中で、5月ごろには「心の理解・観察」という言葉が見えてきて方向性がつかめていた気がしますが、その後セッションを繰り返す中で、よりドンピシャな表現が見つかり、2021年の7月後半ごろに「人の心を覗く」という言葉で、最終的に腹落ちした感覚があります。腹落ちした後は、「自分自身の本社所在地」がばしっと定まったような感覚を感じ、世界の見え方が変わり、生涯やり続けたいと強く思うようになりました。

才能の特定を阻害するもの

自分のケースもあるあるだったなあと思うのですが、才能の特定を阻害するようなケースがあります。それは、「倫理的に考えてどうなのか?」みたいな風に考えて、自分自身の才能に気づけないことです。

自分の場合、「覗く」という表現がドンピシャなのですが、「覗く」という行為は、世間一般では良い印象を持たれていない行為でもあります。同じように、「人をだます」みたいなものも、良い印象を持たれてません。ただ、「人をだます」という才能を持った人が、プロマジシャンみたいな形で活躍するケースもあり、この例からも、世間一般的に、倫理的にどうなのか?という思うような内容も、活かし方によっては周りの人の役に立つ、ということが分かります。

コーチングで起きた変化④転職活動もロクにせずフリーランスへ

会社の退職が決まったタイミングで一度転職活動をしたのですがピンとこず、フリーランスとして活動することを決めました。その理由としては、「人の心を覗く」ということを、やり続けられる形を個人として模索したかったから、というのが大きい気がします。

正直、まだちゃんと食っていけるかもよく分からない道半ばですが、自分自身の才能に生きようとしている感覚があり、そのおかげでなんとかやっていけています。

フリーランスが陥りやすい落とし穴について

ここで、自分自身も身に覚えがある、「フリーランスが陥りやすい落とし穴」について、少し触れたいと思います。

一般的に、会社員と対比させた時に、自由だという時に思われやすいフリーランス。ただ、構造上の問題として、市場の競争にさらされていく中で、「価値を出さなきゃ」という思考が、より自分の中で強くなっていたのを実感しました。

ただ、want toに生きるというプロセスにおいて、「価値を出さなきゃ」という思考自体が、have toであり障害になります。なぜならば、「価値」というのは、基本的には「自分以外の誰かのものさし」によりジャッジされるものだからです。

want toに生きるエゴを貫いた結果、他の人の役に立っている(価値になっている)という順番が大事なことを、実感したタイミングでした。

コーチングで起きた変化⑤好きなコミュニティの卒業を決める

「人の心を覗く」という明確になった後、コーチングで話している中で、「誰の心を覗きたいのか?」というのが明確になる瞬間がありました。

その時に出てきたのが「社会の同調圧力に屈せず、好奇心や衝動を大切にしながら、未踏の地を歩んでいる人」といったフレーズでした。

※覗くといっても公開インタビュー的にやるのか、クローズドにやるのかなどなど色んな方法があるので、試しに1度やってみることにしました。

上記のような対象が分かったので、なるべくそことは離れたコミュニティ(資本主義で勝ち上がる価値観が強く、ビジネス系の色が強いコミュニティ)は、5年半ほど活動して名残惜しい部分があったのですが、卒業することにしました。

コーチングで起きた変化⑥やりたいことが溢れて「全部手に取ってしまっても良いのか?」と不安になる

今まで自分の中であまり浮かんで来なかった感覚ではあります、コーチングの中で、「やりたいことが増えていく中で、全部手に取ってしまっても良いのか?」と不安になる瞬間がありました。

コーチからの回答としては、「大丈夫!大丈夫!」でした。笑

ここまで書けてなかったのですが、自分が受けているコーチングの中で、ゴールの定義は、「現状の延長線上」「達成までのプロセスが見えない」というのがあります。

「全部手に取って、キャパシティ的に限界を迎えるのではないか?」という風に考えて、自分自身のキャパシティに自ら制限をかけてしまうことそのものが現状維持であり、制限をかけないことではじめて現状の外のゴール設定につながり、達成するプロセスが見えてくるという革命が起きます。

自ら制限をかけてしまうことで、その革命的なことが起きないというのはもったいないという風に気づき、今ではやりたいことであれば、どんなに忙しくても引き受けよう、というのを勇気を持ってやるようにしています。

コーチングで起きた変化⑦ 違うなと思ったことは軽やかに手放せるようになる

これも今まで抱えていた思い込みの1つなのですが、仕事だったり引き受けてしまったことに対して「途中で辞めるのは悪」といったような思い込みが自分の中にありました。

ここに関しては、会社の退職やコミュニティの卒業などをしながら、軽やかに手放していく、ということをまさに実践していくプロセスを今味わっている最中という感じがします。

「見つけ方」から「活かし方」へ

見つかった後は、「それをどう活かすか?」というフェーズに来るわけです。これは、絶賛動いている中なので、また落ち着いたタイミングで色々まとめたいなと思います。

コーチングの教えで、最近大事だなと思っていることは、「過去の出来事は、未来に一切影響を与えない」というスタンスです。

そろそろ、セルフコーチングできるぐらい、日々考え方を浸透させていってるところですが、2021年の残りも、加速してやっていこうと思います。

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