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東京に住み続ける意味

最近、東京(それも山手線の円の真ん中)に、今の状況でなぜ住み続けるのだろう、ということを考えています。

真面目に回答すると、会社に徒歩で行ける場所として今の場所を選んだのだが、そういった選択が、一気に過去のものになった感じがする。

柳澤さんの「リビングシフト」を読んで、より強く感じた。

これは、今のSTAY HOMEが本格化される前に書かれた本であるが、まさに今読むべき本で、現実的な話として、移住など、住む場所を考える上での実践的な内容となっていた。

「ひとり暮らしの孤独」みたいな観点で行くと、「どこに住むか?」より「どんな人たちと住みたい、暮らしたいか?」という観点が考えるのも一つの切り口だ。(5年前、その観点でシェアハウスを選んだように。)

明日は都知事選なので、今日は候補者のインプットなどしていた。もう自分のスタンスを決めて、明日の朝投票に行くのだが、そもそも東京をどうしたいのか?東京とどう関わりたいのか?はいまだモヤモヤしたままだ。

5年住んで一区切り感があるし、オンラインイベントなど参加して住む場所を記載するときに、「@東京」みたいなのを見ると、なぜか虚しさがこみ上げてくる。

そもそも、どこまで「どこに住むのか?」が重要なのだろうか。現場のコミュニケーションは、ほぼオンラインで完結する。であれば、安いコストで住める方が良いし、美味しいものが食べられたり、自然が豊かな方がいいということになる。

都知事選の結果は、都民以外にも影響があるので東京に住まなければなんでもいいというわけではないが、その辺をみながら、自分自身が今後数年、どこに拠点を構えたいのか、真剣に考える時がきたように思う。半年、1年をかけて準備する。

「リビングシフト」にもあったが、何度か通って、現地でコミュニティをつくった後に移住するケースが増えているという。

自分自身が惹かれる場所が、過去に住んだことがある広島・京都のような場所なのか、比較的都心にも近く惹かれる部分が多い逗子・鎌倉のような場所なのかまだ明確に分からないが、これから半年ぐらい、色々実験していこうと思う。



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