デザイナーになりたい!! ~就職前の希望と現実~
私自身、美大に入学後、建築学科でしたが晴れて念願だったグラフィック系の職に付くことができました。今は何気な~くデザインの仕事をしていますが、正直美大に入学する前には夢のような話でした。
“デザイナー”。なんて素晴らしい響きなんだろう笑。まだまだ漠然としていましたが、そんな憧れの職業に自分が付けるのだろうかと思ったものです。
当時、都内の美大デザイン科の倍率は数倍~数十倍。2,3浪は当たり前で、美大受験生の必須項目「鉛筆デッサン」のスペシャリストでない限り現役での合格はまず無理でした。まあ奇跡的にうまく書ければ別ですが笑。
そんな中、立体模型の制作ならいける!と講習の中で気づき、美大の建築学科オンリーに絞り、無事現役美大生に合格しました!!
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という、ある面非常に長い道のりと行程を経て、現在のデザイナーの職に至るのですが、果たして、この王道まっしぐら的な行程は必要だったのでしょうか?
答えは、「ノー」です。自分で認めてしまうのも辛いですが(笑)、正直、ここまでの真っ直ぐ直行の行程はいりません。
ここポイントですよ、『優秀なデザイナー程、学歴に拘らない苦労人』なのです。今まで何人もデザインする人間を見てきた自分が言うのですからまず間違いないでしょう。本当にデキル先輩や上司ほど、専門学校卒やデザイン科高校を卒業された方が多いんですね。
ある面、希望に思いませんか?誰にでも可能性があるということです。
自分は高校の同級生にとても絵の旨い奴がいて、彼には勝てないと当時とても劣等感を感じたものですが、今は二人ともデザイナーになってしまいました。そんなものです。
一番は自分がなりたいかどうかが重要です。そこに高い志があれば必ず夢は叶います。
そしてまた逆を返せば、学歴ではなく、純粋な志と高い実務能力が必要なのです。
※ここについては、また次回お話しようと思います。
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さあ、皆さんは私のような御丁寧な遠回りはせず、真っ直ぐデザインの道に突き進んでください。さまざまな近道ルートがあります。
先程もいいましたが、一番はデザイナーになりたい!という強い志です。
(2008年6月11日:記述)
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