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大学広報は音声配信型SNSの時代へ

割引あり

2010年3月、私はとある音大の学長になった。


10年前、SNSに消極的だった大学広報

当時、まだTwitterやFacebookなどのSNSを大学広報に活用する事例はきわめて稀であった。そんな中、私は学長として、積極的にSNS展開を開始した。

当時、周りからは、SNSはリスクが高い、勝手な配信はやめてくれなど、いろんな意見があった。だが、SNSがこれからの時代の大学広報のスタンダードになっていくという深い確信があったので、臆することなく旺盛に配信を行った。

それから一年以上経った2011年、進研アドの大学業界誌でSNSを積極的に活用する5つの大学が特集された。当時の状況、空気感を知る上で、この記事はとても参考になると思う。

私がいた大学のほか、取り上げられたのは、京都精華大学、明治大学、敬和学園大学、創価大学だけだった。
詳しくは、ぜひ下のリンク先から当時の記事を読んで欲しい。当時の空気感がよく伝わってくるはずだ。

大学ごとのねらいに応じたさまざまな活用戦略-名古屋音楽大学、京都精華大学、明治大学、敬和学園大学、創価大学-
著作権保護のためリンク先にてご覧ください。

翌年2012年、再びソーシャルメディア活用が特集された。このときは、私の個人インタビュー記事が掲載された。この頃は、まだどこの大学もSNSには消極的で、事例がほとんどなかったこともあるが、前年の特集インタビューのとき以来、編集者は大いに関心をもってくれていたようである。
当初1ページの予定だったが、インタビューを終えた直後、「1ページじゃ無理ですね」と、結局2ページ見開きの特集にしてくれた。

スマホが手離せない学長でごめんなさい。 〜私のSNS遍歴 1993-2023

2012年になっても、大学のSNS活用はまだまだ消極的だったのである。

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