SNSで救われた感性

 最近気がついた事のひとつに、わたしはひとに対して人一倍警戒心が強く、集団行動が苦手で、それぞれの人の感覚とか、心境とかを探る癖がある。それは今までわたしに対して発せられた言葉たちが、どういうものだったか考えているとき、やっぱり悪口に聞こえてしまったり、批判的な意見に聞こえてしったりしたことで、自分を責めるきっかけになる。
 「わたしは正しい」のだから、そんなことで批判しないでよ、というのは今でもある。相手の女性には申し訳ないが、こちらは普通に接しているのに、腹を立てられているかのような素振りをされてしまう。
 「友達はひとりでも充分」って言う人は、本当はたくさん居て欲しいのだなと考えると、わたしはひとりでも大変だから、寧ろ友達や恋人なんかいらない、とも考える。そうなると寂しさや、ある種の欲求不満は解消されない。
 性風俗も同じ。同じ生身の人間だから、欲求不満は多少は和らぐが、相手はお仕事で、嫌々やっているのではないかと考えてしまう。それに一回の料金が時間のバランスを考慮すると、何回も行くのは、まともな金銭感覚もないセルフィには悩みの種となってしまった。

実はオレって凄い。フォロワーは5,000人を越えた

 今でもわたしは、生きる価値の薄い人間だよなと思うこともある。人生において何の実績も作り出せてなかったからだ。
 アルバイトで18年くらい同じ会社で働いたが、「おまえはクズだ」って言われている気がしていた。後輩たちの方が出世していき、周りから○○さんは何なの?この会社のベテランじゃないの?
と呟く声が心に響いた。
 そこから発達障害だから仕方ないよね、という仮説を発見し、妙に納得し、もうちょっとこの世界で頑張ってみるか!と歩き出した。
 そしてSNSで愚痴を呟いてみた。わたしの思うことを率直に呟いた。楽しかった。相手の反応をいちいち気にしなくていいからどんどん書き込む。現実での会話はキャッチボールが基本のルールと思いこんでいたから、何も話せない、下手なことを言うと「はぁ⁉︎」とか「だからそれがどうした⁉︎」と返され、もう口にチャックするしかない!って感じになる。
 それを続けていくうちに、今のところツイッターのフォロワーが1,800人、インスタは3,650人を超えた。いいねを下さった人は

新江ノ島水族館
岩下の新生姜の社長さん
タレント・モデルの浜田翔子さん
白旗神社さん
箱根そば
かつや
富士そば
日乃屋カレー秋葉原店
日乃屋カレー横浜石川町店
メゾンデのasmiさん
元ハロプロの飯窪春菜さん
などなどたくさんの方々と繋がることが出来た。

 会社と自宅の往復だけの毎日だったら、とても出来ない経験をして、オレって本当は凄いやつって、今日もひとり噛み締めている。



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