清新一妻の詩(64)

自然にはこんなに美しい
心安らぐたたずまいがあるのに
囲いの中で見えぬ人もいる
あやまって悪いことをしても
一生をその中で過ごす人に
この自然を見せてあげたい
その中にすっぽりと…

でも 囲いの外にいても
心にしっかりと囲いを持っていると
しかも それが鉄格子のようだったりすると
全部の風景が違ってしまう
窓を開けて
新鮮な空気を入れて
毎日 お部屋にそうするように
自分の内に新しい風を

毎日毎日 入れ替えて
一瞬一瞬 清く生まれていく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?