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その時代、もう終わってます。part2

赤ちゃんは癒される。

通りがかりの赤ちゃんでも、通報されない程度に、その親に気づかれぬ様、変顔をして笑わせようとしてしまう。


2021年生まれの赤ちゃんの数が、統計開始以来最小となった。
初産の年齢も30~34歳が最多となり、40~44歳が増加した結果、平均年齢は30.9歳となるそうである。

当然ながら、出産が減少しているのだから、婚姻数も比例している。未婚の要因は様々だが、家庭の経済的安定や将来計画などを考えた際に、現代の社会人の一般的な収入や物価、男女の働き方、生活の負担を考えれば、自ずと結婚とは将来に対して、重いリスクを背負う制度にも感じられる。
(まあ、今も昔も変わらないとは思うが・・・)

問題は、現代の税制を含む制度や、結婚前の日本人の意識が、昭和のまま変わってないことではないのかと感じる。


話は変わるが、先日、民放のテレビ番組を見ていたら、恋愛成就の神社を参拝する若者から話を聞く特集が放送された。

昭和生まれの初老の私にとって、ショッキングだったのは、取材した若者6~7組のうち、数人が恋愛成就したい相手との出会いが、マッチングアプリで出会ったとのことである。

気になって調べてみた。
確かに現代の若者の出会いのきっかけのランキング上位には、マッチングアプリが入っている。利用者の感想として、

「大学や職場での出会いは、別れた時の代償が大きすぎる、特に職場であれば、キャリアまでリスクをさらすことになる」など、納得できる理由である。

ある方の話だが、その方はマッチングアプリで出会い、結婚までたどり着いたそうであるが、両親にはアプリで出会ったことは内緒にしているそうである。理由は50代の親は「ナンパ」の出会いは理解できても、「アプリ」の出会いには抵抗があるからだそうだ。

人口減少や少子化は、待ったなしで進んでいるのであれば、高齢者に手厚くすることよりも、若者や子育て世帯が将来に希望を与えられる税制改革や、結婚・出産の価値観に対する教育改革が必要なのではないか。

並行して、私のような昭和生まれの人たちも、「出会い・結婚・出産・育児」などと言った価値観も、変わらなければならないのだろう。


余談だが、今朝、私の愛娘(20代半ばだが)は仕事の休みに、東京に遊びに行くそうである。Twitterだか何だか分からないが、常連の仲間たちと会うために・・・。

理解するのには時間が掛かりそうだ。