短歌を詠む(自選十二首)
日課の短歌が溜まってきたので、
時々こうやってまとめてみようと思います。
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ブランクの恐ろしさを前に立ちすくむどこから書こう何から書こう
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つかみどころのない気持ち以前の存在に五七五七七と形与えて
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五七? 七五? 三四、いや五二? 五五二で五七?
パズルのピースよピタリとはまれ
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窮屈な箱にむりやり詰め込んでいびつになっても定形がいい
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書くことがない一日と書けることがない一日とはちょっとちがうね
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一週間続いたことに百点をつけてそこからまた積み上げてく
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やらねば!と頭は走り出すけれど
手は空を切り足はもつれて
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指折って数えなくたって大丈夫
口ずさめばほら短歌のリズム
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三週間で人は変わると聞く
ならば三十一日続けてやろう
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書けば書くほどに不安は波立って
寄せては引いてくワタシとコトバ
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昨日、今日と五七のリズムが圏外になっていました
ちょっと寂しい
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できるのか?わからなくてもできることをコツコツ重ねていきたいだけで
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