2020年春(自選歌集)
自選歌集、第3弾。
正直、例のあの3文字に関する話題は
もうお腹いっぱいなのだけど。
この時代を生きた記録として。
今後似たような壁にぶつかった時のために。
できればこれ以上、このテーマについて詠むことがなくなることを願って、、
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衛生面を考慮しセルフサービスはスタッフが直接サービスします
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雲の向こうにも朝日は昇るはなむけの言葉をみんな贈りたいんだよ
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コロナなどどこ吹く風ぞ三輪車ボクとじいじと田舎道をゆく
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できるのか?分からなくてもできることをコツコツ重ねていきたいだけで
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ビール箱ひっくり返してあったかいコーヒー抱えて裏庭の花見
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善悪や正義が知りたい訳じゃない安心が欲しい信頼したい
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窓開けて風を通せ 家中に息苦しいこの心の中に
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マスクして隠れてるから笑われやしないよ口角上げて行こうぜ
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親指で不要不急のメッセージ送り合うのが日課になって
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ひとりが好きだけどたまにはあの人と練習したい他愛無いおしゃべり
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画面越しに左右反転した自分を見ながら相手と話す不思議よ
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サクラ・マダラの絨毯敷いて紅茶飲むこの景色ぜんぶ私のものよ
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母さんが夜なべしてマスク縫ってくれた兄のパジャマに私のおくるみ
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わたくしの心もステイホームせよ誰のためにその鐘を鳴らすの?
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やりたいこと
今できること
世のためになること
ぜんぶ
やってやるんだ
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